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J-GLOBAL ID：201802285942070451   整理番号：18A1877251

電着中の金属カチオンの脱水過程

Dehydration processes of metal cations during electrodeposition

著者 (3件)： NAKAMURA Masashi (Chiba Univ.) ,  ENDO Osamu (Tokyo Univ. Agriculture and Technol.) ,  SAKATA Osami (SPring-8, National Inst. Materials Sci.(NIMS))
資料名： SPring-8/SACLA Research Frontiers  (SPring-8/SACLA Research Frontiers)
巻： 2017  ページ： 68-69  発行年： 2018年08月 
JST資料番号： L8353A  ISSN： 2433-5126  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ・金属析出において,過小析出法により,金属カチオンの原子的に制御された一重層修飾を形成できるが,対アニオン,溶媒種およびイオン種などが電着に影響。
・電気二重層に反応種が近づくと層状構造が破壊されるなどの現象が見られるが,金属カチオンは溶液中で水和が行われるので,脱水過程の解析も重要。
・金属カチオンの接近および脱水過程を解明するために,時間分解X線回折法を利用。
・SPring-8 BL13XUの多軸回折計を用いて,Au(111)上の種々の金属カチオンのアップストリーム過程をリアルタイムに観察。
・Cu析出中では,水和されたCuイオンが外側のヘルムホルツ層に行き渡り,次にCuイオンが腐食効果によってAu表面に吸着されることが判明。

シソーラス用語： *金属イオン ,  *電着 ,  脱水 ,  *電極過程 ,  放射光施設 ,  電気二重層 ,  アニオン ,  カチオン ,  層状組織 ,  相互作用 ,  単一層 ,  実時間処理 ,  X線回折 ,  時間分解分光法 ,  SPring-8 ,  回折計

分類 (2件)： 電極過程  (CB07040U) ,  加速器一般及び理論  (BE02010M)

引用文献 (3件)：

• F. Calle-Vallejo et al.: Chem. Soc. Rev. 42 (2013) 5210.
• M. Nakamura et al.: J. Phys. Chem. C 118 (2014) 22136.
• M. Nakamura, T. Banzai, Y. Maehata, O. Endo, H. Tajiri, O. Sakata, N. Hoshi: Sci. Rep. 7 (2017) 914.

タイトルに関連する用語 (4件)： 電着 ,  金属カチオン ,  脱水 ,  過程