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J-GLOBAL ID:201802286048888270   整理番号:18A0458767

焼なましが非平衡粒界からの転位放出現象に及ぼす影響

Annealing Effect on Dislocation Emission from Non-equilibrium Grain Boundaries
著者 (3件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 256-262(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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バルクナノ構造金属(BNM)が,Huangらによって報告された「焼きなましによる硬化」と「変形による軟化」のユニークな機械的性質を示す理由を考察するために,非平衡粒界(NEGB)からの転位放出に対するアニール効果をバイクリスタルモデルの原子シミュレーションによって調べた。バイクリスタルモデルにおける外因性粒界転位(EGBD)を有するNEGBは,異なる温度でアニールされる。アニーリングされたNEGBからの転位放出に対する臨界分解せん断応力(CRSS)は,0.1Kでの変形試験によって測定され,アニーリング温度と共にCRSSが増加することがわかった。この結果は,「アニールによる硬化」と同じ傾向を示した。次に,EGBD周辺の粒界エネルギー,原子自由体積,静水圧場に及ぼすアニール効果に着目し,CRSSのアニール依存性の制御因子を調べた。その結果は,アニーリングプロセスによるEGBDコアの構造的変化が,NEGBからの転位放出に対するCRSSのアニーリング依存性の支配的な原因であることを示した。その結果は,粒界からの転位放出の塑性現象が,BNMにおける「焼きなましと軟化による硬化」の独自の機械的特性を説明できる変形メカニズムの1つであることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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特殊成形  ,  変態組織,加工組織  ,  機械的性質 
引用文献 (20件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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