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J-GLOBAL ID：201802286571059336   整理番号：18A0797641

核イントロン配列により明らかにされた日本のsand dolllar Peronella(ウニ類:Laganidae)の隠れた遺伝史【JST・京大機械翻訳】

Hidden genetic history of the Japanese sand dollar Peronella (Echinoidea: Laganidae) revealed by nuclear intron sequences

著者 (7件)： Endo Megumi (Faculty of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba, Japan) ,  Hirose Mamiko (Tateyama Marine Biological Station, Ochanomizu University, Japan) ,  Honda Masanao (Faculty of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba, Japan) ,  Koga Hiroyuki (Faculty of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba, Japan) ,  Morino Yoshiaki (Faculty of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba, Japan) ,  Kiyomoto Masato (Tateyama Marine Biological Station, Ochanomizu University, Japan) ,  Wada Hiroshi (Faculty of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba, Japan)
資料名： Gene  (Gene)
巻： 659  ページ： 37-43  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0701B  ISSN： 0378-1119  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本周辺の海洋環境は新生代Eraの間に著しい変化を経験した。本研究において,著者らは,この動的歴史が,日本の砂ドル種Peronella japonicaおよびP.rubraのゲノムにおける痕跡の背後に残っていることを示唆する知見を報告する。ミトコンドリアのチトクロームCオキシダーゼI配列は日本周辺のP.japonicaの現在の局所集団の断片化を示さなかったが,2つの異なるタイプのイントロン配列がAlx1遺伝子座に見出された。著者らは,個体群の過去の断片化が,P.japonicaのAlx1イントロンにおける対立遺伝子としての2つのタイプの核配列の存在を説明すると推論した。分割個体群は最近の間に混合されている可能性がある。したがって,著者らは種の現在の局在化を反映する配列における多型を検出しなかった。さらに,姉妹種P.rubraにおけるAlx1イントロンの2つの対立遺伝子配列を見出した。2つのタイプのAlx1イントロン配列の発散時間は,P.japonicaとP.rubraについて,それぞれ,約14.9と4.0百万年前に推定された。著者らの研究は,核遺伝子のイントロン配列からの情報が生物における過去の遺伝的イベントの理解を高めることができることを示している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *日本 ,  ゲノム ,  *遺伝 ,  オキシダーゼ ,  *イントロン ,  新生代 ,  海洋環境 ,  個体群 ,  対立遺伝子 ,  ミトコンドリア ,  地理学
準シソーラス用語： 遺伝子配列 ,  局在化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ALX1 ,  イントロン配列 ,  生物地理 ,  Peronella ,  ウニ

分類 (1件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 核 ,  イントロン ,  日本 ,  ウニ類 ,  遺伝