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J-GLOBAL ID：201802286714488253   整理番号：18A1588068

インドネシア・河川上流域住民の河川に対する環境配慮行動を促すための個人的規範形成モデル

THE MODEL OF PRO-ENVIRONMENTAL PERSONAL NORM LEADING TO ENVIRONMENT-CONSCIOUS BEHAVIORS OF RESIDENTS LIVING IN THE UPSTREAM AREA OF CIMANUK RIVER, INDONESIA

著者 (4件)： 松本美紀 (宇都宮大学 地域デザイン科学部) ,  住谷航大 (筑波大学大学院システム情報工学研究科) ,  山岡暁 (宇都宮大学 地域デザイン科学部) ,  MUSLIM Dicky (University of Padjadjaran)
資料名： 土木学会論文集 G(環境)(Web)  (環境工学研究論文集(Web))
巻： 74  号： 2  ページ： 91-101(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0108A  ISSN： 2185-6648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： インドネシア共和国では,河川上流部の水質は良好であるが,下流部は汚染が深刻な状況といわれている.そのため,河川上流域の住民による環境配慮行動の促進が重要な課題とされている.そこで,本研究では,インドネシア西ジャワ州チマヌク川上流域住民を対象に,河川に対する環境配慮行動を促すための個人的規範がどのように形成されるのか,その心理過程と形成要因を調査分析した.分析は中学生を対象に行った.その結果,中学生の個人的規範は,重要性認知の程度,知的関心や排水行為に対する責任感が複雑に関連して形成されることが明らかになった.特に,知的関心は,河川への排水行為による影響の重要性を認知しているか否かによって,形成要因の要素となるか判断できることがわかった.(著者抄録)

シソーラス用語： *河川汚濁 ,  *環境保全 ,  *規範モデル ,  インドネシア共和国 ,  上流域 ,  農業地区 ,  現地調査 ,  住民意識 ,  属性 ,  人間行動 ,  心理尺度 ,  評価基準 ,  モデル検査 ,  因子分析 ,  分散分析

著者キーワード (3件)： environment-conscious behavior ,  river environment ,  pro-environmental personal norm

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (15件)：

• 1) 環境省:WEPAアジア水環境管理アウトルック 2015,2015.
• 2) JICAインドネシア事務所:国家開発計画(PROPRNAS) 2000-2004年に関するインドネシア共和国 2000年法律第25号および添付文書,2001.
• 3) 小島道一:インドネシアの地方分権化と環境管理寺尾忠能・大塚健司編「発展途上国の地方分権化と環境政策」調査研究報告書,アジア経済研究所,pp. 49-60, 2006.
• 4) 独立行政法人国際協力機構(JICA):インドネシア環境社会配慮プロファイル,2011.
• 5) 独立行政法人国際協力機構(JICA):インドネシア共和国下水道運営に係る基準(案)の基礎デザイン作成支援調査報告書,2010.

タイトルに関連する用語 (8件)： インドネシア ,  河川 ,  上流域 ,  住民 ,  環境配慮行動 ,  個人 ,  規範 ,  モデル