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J-GLOBAL ID:201802286957513757   整理番号:18A2052199

Bacillus circulans KA-304由来のα-1,3-グルカナーゼからの特徴付けられていないドメインの欠失は大腸菌における異種酵素生産を増強する

Deletion of uncharacterized domain from α-1,3-glucanase of Bacillus circulans KA-304 enhances heterologous enzyme production in Escherichia coli
著者 (6件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 212-220(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0463A  ISSN: 0022-1260  CODEN: JGAMA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Bacillus circulans KA-304のα-1,3-グルカナーゼ(Agl-KA)は,N末端のジスコイジンドメイン(DS1)や,炭水化物結合モジュールファミリー6(CBM6)や,スレオニンおよびプロリン反復(TP)や,2番目のジスコイジンドメイン(DS2)や,特徴付けられていない保存ドメイン(UCD)およびC末端触媒ドメインから構成されている。以前に,DS1や,CBM6およびDS2はα-1,3-グルカン結合活性を有し,α-1,3-グルカン加水分解に寄与することを報告した。本研究では,UCD欠失変異体(AglΔUCD)を構築し,その性質をAgl-KAのそれと比較した。AglΔUCDのα-1,3-グルカン加水分解や,α-1,3-グルカン結合およびプロトプラスト形成活性は,Agl-KAのそれらとほとんど同じであった。AglΔUCDおよびAgl-KAのkcat/Kmは,それぞれ11.4および11.1s-1mg-1であった。AglΔUCDおよびAgl-KAは,最適pHや,pH安定性や,最適温度および熱安定性のような類似の特性を示した。これらの結果から,UCDはα-1,3-グルカン結合および柔軟なリンカードメインではなく,UCDの欠失はN末端結合ドメインの親和性およびC末端ドメインの触媒作用に影響しないことを示唆した。その後,大腸菌におけるAglΔDの異種UC酵素生産性をAgl-KAのそれと比較した。AglΔUCDの生産性は,30°Cで8時間誘導後,Agl-KAのそれより約4倍大きかった。20°Cでの誘導の場合,AglUCDの生産性もAgl-KAのそれよりも大きかった。これらの知見は,UCDの欠失が大腸菌の酵素生産性を高めることを示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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微生物酵素の生産 
引用文献 (33件):

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