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J-GLOBAL ID:201802287249278057   整理番号:18A0852258

MALDI-TOF MSによる高い同定速度を持つ陽性血液培養ボトルからの細菌同定のための改良型インハウス溶解濾過プロトコル【JST・京大機械翻訳】

An improved in-house lysis-filtration protocol for bacterial identification from positive blood culture bottles with high identification rates by MALDI-TOF MS
著者 (10件):
資料名:
巻: 148  ページ: 40-45  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0882A  ISSN: 0167-7012  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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マトリックス支援レーザ脱離イオン化飛行時間質量分析(MALDI-TOF MS)は,現在,陽性血液培養からの微生物の同定のための良く確立された方法である。非細菌蛋白質を効果的に除去する前処理は同定の成功のための必要条件であり,種々のプロトコルが報告されている。商業的に利用可能なキット,主にSepsityperキットはますます使用されているが,報告されている同定率は,特にグラム陽性分離株に対しては満足できるものではない。著者らは,新しい,社内のライシス-フィルタリングプロトコルを開発し,Sep型キットと比較して,その性能を前向きに評価した。自家プロトコルは,塩化アンモニウムによる溶解,0.45μmの膜に適合したシリンジによる吸引,および微生物を集めるための遠心分離の3つの簡単な段階から成る。新しいプロトコルは20分しか必要としない。自家プロトコルの性能を,陽性血液培養の合計117の単一微生物学的症例を用いて評価した。血液培養瓶からの培地を自家プロトコルまたは市販キットにより前処理し,分離した細胞を参照同定のために従来の継代培養と並行して質量分析フィンガープリント法により直接同定した。自家プロトコルを用いて得られたスコア>1.7および>2.0の全MALDI-TOF MSに基づく同定率は,それぞれ99.2%および85.5%であり,一方,Sepsityperキットを用いて得られたものは,それぞれ85.4%および61.5%であった。グラム陽性症例に対して,自家プロトコルはそれぞれ98.5%と76.1%でスコア>1.7と>2.0を生み出したが,市販キットはそれぞれ76.1%と43.3%でこれらのスコアをもたらした。これらの結果は予備的な結果であるが,これらの値はこの容易なLysation-Filtrationプロトコルが大規模試験における評価に値することを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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微生物検査法 

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