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J-GLOBAL ID:201802287510162499   整理番号:18A1850576

有機超薄膜の非占有準位・分光イメージングとナノスケール構造観察

Unoccupied States Measurements, Spatial Mapping, and Nanoscale Structures of Organic Ultrathin Films
著者 (1件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: A0098(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0074A  ISSN: 1881-8404  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本記事では,分光法と顕微鏡法の組合せに基づく有機超薄膜の非占有電子構造の研究に対する実験的アプローチでの最近の進歩を要約した。膜の占有価電子バンドについては,種々の有機分子に対して広く研究されてきた。しかしながら,実験技術が限られているので,非占有電子状態の系統的な研究は依然として困難である。このような状況において,二光子光電子放出(2PPE)分光法と走査型トンネル顕微鏡(STM)の組合せを用いて,幾何学的構造と電子構造との相関を明らかにした。2PPEを用いることにより,Fermi準位近傍の占有状態だけでなく非占有状態も測定できる。STMは光の回折限界を超えて,幾何学的構造のイメージングに限定されずに,非占有電子構造をマッピングするための有力な手段となり得る。グラファイト基板上の多環芳香族炭化水素の有機超薄膜は,分子密度と基板温度に応じて,ナノスケールでの顕微鏡観察によって示されるように,種々の構造を表す。幾何学的構造,特に本記事で強調されるように,分子配向は占有電子構造と非占有電子構造の両方に強い影響を及ぼすことは明らかである。分子レベルでの分光学的および顕微鏡的理解によるこれらの知見は,有機/基板界面での望ましい電子特性に関する基礎的洞察を与えるであろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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電子分光スペクトル 
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