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J-GLOBAL ID:201802287799858274   整理番号:18A1179338

日本の在来のウマ品種の保存に関する提案のための遺伝的多様性と同系交配の調査

Investigation of genetic diversity and inbreeding in a Japanese native horse breed for suggestions on its conservation
著者 (3件):
資料名:
巻: 88  号: 12  ページ: 1902-1910  発行年: 2017年12月 
JST資料番号: W1430A  ISSN: 1344-3941  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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在来種は環境変化への適応における遺伝資源として役立つので,それらの保存は将来の農業生態系にとって重要である。系統解析を用いて,寒冷気候と粗飼料に適応した北海道の在来のウマにおける遺伝的多様性と同系交配について調べた。遺伝的多様性は始祖の数ならびに始祖,祖先およびゲノムの有効数の尺度となる。すべての測定基準は遺伝的多様性の低下を意味する。これらの尺度の比較により,系統のボトルネックは遺伝的多様性の減少に対するランダムな遺伝子損失よりも寄与していることが示唆された。祖先の限界寄与の推定により,ボトルネックは,主に関係した種馬が繁殖に用いられているために発生したことが示唆された。近交係数の増加傾向が観察された。F統計により,小さな有効個体群サイズがこの増加に大きく寄与するが,特定地域における非ランダム交配もまた寄与することが明らかになった。ボトルネックは有効個体群サイズを減少させたと考えられるので,著者らの結果はボトルネックの軽減が保存に重要であることを意味する。この目的のために,育種は遺伝的に多様な種馬を必要とする。さらに特定の地域で観察される非ランダム交配を防ぐためには,血族関係を考慮した交配計画の努力を行うべきである。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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飼育動物の育種  ,  馬 
引用文献 (31件):
  • Andersson LS, Larhammar M, Memic F, Wootz H, Schwochow D, Rubin C-J, et al. 2012. Mutations in DMRT3 affect locomotion in horses and spinal circuit function in mice. Nature 488, 642-646.
  • Boichard D. 2002. PEDIG: a fortran package for pedigree analysis suited for large populations. Proceedings of the 7th World Congress on Genetics Applied to Livestock Production 32, 525-528.
  • Boichard D, Maignel L, Verrier E. 1997. The value of using probabilities of gene origin to measure genetic variability in a population. Genetics Selection Evolution 29, 1.
  • Clauss M, Frey R, Kiefer B, Lechner-Doll M, Loehlein W, Polster C, et al. 2003. The maximum attainable body size of herbivorous mammals: morphophysiological constraints on foregut, and adaptations of hindgut fermenters. Oecologia 136, 14-27.
  • Food and Agriculture Organization of the United Nations: Commision on Genetic Resources for Food and Agriculture (FAO). 2015. The Second Report on the State of the World's Animal Genetics Resources for Food and AGRICULTURE. FAO, Rome.
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