文献
J-GLOBAL ID:201802287817615704   整理番号:18A1114322

結腸直腸癌におけるTRAP1発現の臨床病理学的意義:ヒト結腸直腸腺癌組織の大規模研究【JST・京大機械翻訳】

Clinicopathologic significance of TRAP1 expression in colorectal cancer: a large scale study of human colorectal adenocarcinoma tissues
著者 (3件):
資料名:
巻: 12  号:ページ:発行年: 2017年 
JST資料番号: U7477A  ISSN: 1746-1596  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【背景】結腸直腸癌は,治療戦略の開発にもかかわらず,癌死亡率の主要な原因である。新規マーカー腫瘍壊死因子受容体関連蛋白質1(TRAP1)は,結腸直腸癌における薬物耐性とアポトーシスからの保護に関連するミトコンドリア熱ショック蛋白質である。本研究は,結腸直腸癌におけるTRAP1発現の臨床病理学的意義を明らかにすることを目的とした。【方法】2002年2月から2011年7月までの手術を受けた結腸直腸癌患者から,Seven-100および14のFFPE組織を採取した。組織マイクロアレイを用いてTRAP1免疫組織化学を行い,2つの群,TRAP1高発現群と低発現群に分けた。統計解析を用いて,患者の臨床病理学的特徴および疾患特異的生存とTRAP1の関連性を評価した。【結果】高TRAP1発現は564症例(79%)で観察され,低発現は150症例(21%)であった。TRAP1発現は,初期のT-ステージ(p=0.008)におけるそれと比較して,進行した病理学的T-ステージによって結腸直腸癌において有意に増加した。単変量生存分析により,高いTRAP1発現は,より悪い疾患特異的生存と有意に関連していた(p=0.01)。しかし,TRAP1発現はリンパ節関与および腫瘍分化とわずかに関連していた(それぞれp=0.085,p=0.082)。多変量解析は,TRAP1発現(ハザード比,1.947;95%CI,1.270~2.984;p=0.002)および病理学的Tステージ(ハザード比,3.190;95%CI,1.275~7.983;p=0.013)が結腸直腸腺癌の独立予後因子であることを示した。結論:Hereは,TRAP1の過剰発現が結腸直腸癌の腫瘍細胞局所浸潤に寄与する可能性があることを見出した。TRAP1過剰発現とより悪い疾患特異的生存の間の関連は,TRAP1蛋白質発現が発癌性役割を持つ可能性があることを示唆した。結果として,我々のデータは,TRAP1発現が結腸直腸癌における浸潤および疾患特異的生存の深さに対する良好な予後バイオマーカーであることを示した。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
引用文献 (24件):
もっと見る

前のページに戻る