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J-GLOBAL ID:201802287864363433   整理番号:18A0403550

レーザ誘起自己蛍光による蛋白質二次構造の同定:尿素とGnHCl誘起蛋白質変性の研究【Powered by NICT】

Identification of protein secondary structures by laser induced autofluorescence: A study of urea and GnHCl induced protein denaturation
著者 (6件):
資料名:
巻: 174  ページ: 44-53  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0128B  ISSN: 1386-1425  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,レーザ誘起自己蛍光を用いた尿素とGnHCl変性下でいくつかの選択された蛋白質(BSA,HSA,リゾチーム,トリプシン,リボヌクレアーゼA)のバルク二次構造を調べるために行った。蛋白質は異なる濃度の尿素(3M, 6M, 9M)とGnHCl(2M, 4M, 6M)で処理し,対応する定常状態自己蛍光スペクトルは281nmパルスレーザ励起で記録した。蛋白質の記録された蛍光スペクトルは,蛋白質の既存PDB構造とTrp溶媒接近性(30%しきい値での「引かき蛋白質予測因子」を用いて計算した)に基づいて解釈した。さらに,蛋白質の固有の蛍光特性に及ぼすインドール環(蛋白質二次構造に起因する)の剛性と立体配座の影響もANS HSA錯体,CD分光法の蛍光を用いてと同様にトリプシン消化実験で評価した。得られた結果は,ベータβシートと比較してGnHClが優先的にヘリックスを破壊する明確に示したが,尿素たヘリックスに比べてβ-シート破壊に有効であった。GnHClの低濃度で内因性蛍光の検出可能な変化を示す蛋白質を他の方法はヘリックスに富んでいたが,低濃度の尿素で内因性蛍光の検出可能な変化を示した蛋白質はβシートに富んでいた。GnHClおよび尿素のような高塩濃度は円偏光二色性分析による二次構造分析に干渉するので,レーザ誘起自己蛍光を用いた二次構造を解析する現在の方法は,同じのための既存ツール上に高度に有利になる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子) 
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