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J-GLOBAL ID：201802287955117796   整理番号：18A1294228

Notchシグナル伝達によるCD8+T細胞と抗腫瘍免疫の調節【JST・京大機械翻訳】

Regulation of CD8⁺ T Cells and Antitumor Immunity by Notch Signaling

著者 (2件)： Tsukumo Shin-ichi (Department of Immunology and Parasitology, Graduate School of Medicine, Tokushima University) ,  Yasutomo Koji (Department of Immunology and Parasitology, Graduate School of Medicine, Tokushima University)
資料名： Frontiers in Immunology (Web)  (Frontiers in Immunology (Web))
巻： 9  ページ： 101  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7074A  ISSN： 1664-3224  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 癌免疫監視は腫瘍細胞の除去に重要である。加えて,免疫チェックポイント遮断薬における最近の進歩は,癌治療における免疫系の重要性を明らかにした。免疫系の成分として,CD8+T細胞は腫瘍抑制に重要な役割を果たしている。CD8+T細胞は,グランザイムやパーフォリンなどの細胞毒性分子を有する腫瘍細胞を殺すことができる。CD8+T細胞により産生されるIFNγは,腫瘍細胞によりMHCクラスI抗原の発現を増加させ,それによりCD8+T細胞に対するより良い標的を与える。IFNγは他の免疫細胞の抗腫瘍能を増強する上で重要な機能を有する。従って,抗腫瘍免疫はCD8+T細胞の活性を調節することにより改善されると仮定されている。Notch経路は複数の方法でCD8+T細胞を調節する。それは,グランザイムBとパーフォリンのmRNA発現を直接上方制御し,短寿命エフェクタ細胞への分化を強化し,記憶T細胞を維持する。興味深いことに,CD8+T細胞特異的Notch2欠失は抗腫瘍免疫を障害するが,Notch経路の刺激は腫瘍抑制を増加させることができる。本レビューにおいて,CD8+T細胞におけるNotch経路の役割を要約し,抗腫瘍免疫におけるその利用のための課題と意味を議論する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 分化 ,  パーフォリン ,  *腫瘍 ,  アップレギュレーション ,  腫瘍細胞 ,  *腫瘍免疫 ,  細胞毒性 ,  インターフェロンγ ,  *Notch受容体 ,  *T細胞 ,  メモリーT細胞 ,  グランザイムB ,  免疫細胞 ,  グランザイム ,  *CD8陽性T細胞

著者キーワード (5件)： ノッチ ,  T細胞分化 ,  腫瘍免疫 ,  CD8+T細胞 ,  グランザイムB

分類 (2件)： 腫よう免疫  (ED03040A) ,  免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (4件)： Notchシグナル ,  CD8+T細胞 ,  抗腫瘍免疫 ,  調節