抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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色々な応用解析分野の問題において,その線形方程式の求解の高速化は重要な課題の一つである。特に,反復解法の並列計算で,同期による通信時間の増加が高速化の妨げとなることが多い。また,収束解の十分な精度の確保も大切な要件である。本論文では,1反復中の同期回数が1回でかつ転置行列不要の反復解法について考える。すなわち,算法中の内積計算において転置行列不要の同期1回版のBiCGSafe法の並列性能評価を行い,分散メモリ型の並列計算機の環境下で従来の反復解法と比較し,並列性能評価と収束解の精度の確保について論じる。(著者抄録)