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J-GLOBAL ID：201802288404133372   整理番号：18A1415467

サンプリングの極意 6.有害物質を対象としたサンプリングとその評価事例

著者 (4件)： 畠俊郎 (富山県大) ,  新藤和男 (応用地質) ,  五十嵐敏文 (北大) ,  辰巳健一 (ドーコン)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 66  号： 8  ページ： 76-83  発行年： 2018年08月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・有害物質と土壌微生物のそれぞれについて,サンプリング時に留意すべき事項を実際の事例を踏まえて紹介。
・土壌に含まれることに起因して人の健康に有害な26物質は,第1~3種特定有害物質に区分され,その特徴ごとにサンプリングの方法や保管方法が土壌汚染対策法によって規定。
・土壌サンプリングの事例として,札幌市域内に分布する自然由来ヒ素のバックグラウンド値を把握するため,平成16~20年度に実施したサンプリングと評価の事例を紹介。
・土壌微生物を対象としたサンプリング方法の注意点と得られた結果の評価方法を,既往文献を参考にして事例に基づき解説。
・泥炭を対象とした土壌微生物の評価事例,遺伝子解析を対象としたサンプリングにおける注意点,および微生物群集構造解析における注意事項を紹介。

シソーラス用語： *有害物質 ,  *汚染物質 ,  土壌微生物 ,  法規 ,  土壌汚染 ,  北海道 ,  *試料採取 ,  ヒ素 ,  重金属 ,  環境汚染 ,  濃度 ,  バックグラウンド ,  泥炭 ,  解析 ,  遺伝子 ,  マイクロバイオーム ,  *土壌汚染物質 ,  ヒ素汚染 ,  遺伝子解析 ,  札幌市 ,  自然由来重金属 ,  土壌汚染対策法 ,  微生物群集構造 ,  バックグラウンド濃度
準シソーラス用語： バックグラウンド値

分類 (3件)： 汚染原因物質一般  (SB05010P) ,  土壌生物  (FB04050N) ,  現地調査,土質試験  (RA03020I)

引用文献 (15件)：

• 環境省水・大気環境局土壌環境課: 土壌汚染対策法に基づく調査及び措置に関するガイドライン(改訂第2版), 2012.
• 服部修一・太田岳洋・木谷日出男: 酸性水発生に関わる掘削残土の応用地質学的検討-鉱山に近接して施工される八甲田トンネルにおける岩石特性評価法, 応用地質, Vol.43, No.6, pp.359~371, 2003.
• 五十嵐敏文: 地盤工学と地質学における最新のかかわり4. 自然的要因による環境汚染の評価と対策, 地盤工学会誌, Vol.64, No.11/12, pp.52~57, 2016.
• 札幌市環境局: 札幌市における自然由来ヒ素の判定方法について, 2009.
• 島田允堯: 砒素に汚染された地下水の起源と問題点, 資源地質, Vol.53, No.2, pp.161~172, 2003.

タイトルに関連する用語 (3件)： サンプリング ,  有害物質 ,  評価