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J-GLOBAL ID：201802288442998037   整理番号：18A0754525

向代謝性グルタミン酸受容体サブタイプ7は内分泌系と社会的行動の調節に重要な役割を持つ【JST・京大機械翻訳】

Metabotropic glutamate receptor subtype 7 has critical roles in regulation of the endocrine system and social behaviours

著者 (9件)： Masugi-Tokita M. (Department of Urology, Shiga University of Medical Science, Otsu, Japan) ,  Masugi-Tokita M. (World Premier International Research Center Initiative-Institute for Integrated Cell-Material Sciences (WPI-iCeMS), Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Masugi-Tokita M. (Institute for Frontier Life and Medical Sciences, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Masugi-Tokita M. (Department of Anatomy and Neurobiology, Kyoto Prefectural University of Medicine, Kyoto, Japan) ,  Yoshida T. (Department of Urology, Shiga University of Medical Science, Otsu, Japan) ,  Kageyama S. (Department of Urology, Shiga University of Medical Science, Otsu, Japan) ,  Kawata M. (Department of Anatomy and Neurobiology, Kyoto Prefectural University of Medicine, Kyoto, Japan) ,  Kawata M. (School of Health Sciences, Bukkyo University, Kyoto, Japan) ,  Kawauchi A. (Department of Urology, Shiga University of Medical Science, Otsu, Japan)
資料名： Journal of Neuroendocrinology  (Journal of Neuroendocrinology)
巻： 30  号： 3  ページ： e12575  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0150A  ISSN： 0953-8194  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メタボトロピックグルタミン酸受容体サブタイプ7(mGluR7)は,Gi/Go蛋白質を介してアデニル酸シクラーゼと負に結合し,哺乳類中枢神経系のシナプス前活性帯に局在するグループIII mGluRの1つである。著者らは以前に,mGluR7が雄間攻撃性および扁桃依存性恐怖学習に必須であることを報告した。神経内分泌系におけるmGluR7の役割を解明するために,生化学的分析を行い,mGluR7ノックアウト(KO)マウスにおけるテストステロンレベルの有意な減少を見出した。テストステロン置換は去勢野生型マウスにおける雄間攻撃行動を生殖腺無傷野生型マウスのレベルに回復させた。しかしながら,テストステロン置換の同じ用量を与えると,mGluR7 KOマウスはほとんど攻撃的な挙動を示さなかった。これらの結果は,血漿テストステロンの減少がmGluR7 KOマウスにおける雄間攻撃における欠損とは無関係であることを示す。無傷mGluR7 KOマウスの社会的研究行動も野生型マウスのそれと異なった;例えば,KOマウスは,より少ない頻度の肛門性器のsffingを示し,より頻繁なグルーミング行動を示した。テストステロン置換は,去勢したmGluR7 KOマウスにおいて無排卵性のsffingおよびグルーミング行動を増加させたが,両者がテストステロン置換を受けた後,去勢野生型マウスとKOマウスの間に差はまだ存在した。これらの結果は,血漿テストステロンの減少が無傷mGluR7 KOマウスにおける社会的研究行動を部分的に阻害する可能性があることを意味する。さらに,去勢mGluR7 KOマウスは去勢野生型マウスのそれらよりも小精嚢を有していたが,精嚢重量は無傷マウスで正常であった。これらの観察は,精巣テストステロン以外に,いくつかの他のホルモンレベルがmGluR7 KOマウスにおいて調節されている可能性があり,内分泌系におけるmGluR7の重要な役割を示すことを示唆する。まとめると,著者らの知見は,mGluR7が内分泌系の調節に必須であることを示す。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 精嚢 ,  シナプス ,  血漿 ,  アデニル酸シクラーゼ ,  *去勢 ,  神経分泌 ,  哺乳類 ,  生化学的分析 ,  学習 ,  中枢神経系 ,  男性 ,  精巣 ,  ステロイド ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン
準シソーラス用語： *内分泌系 ,  *サブタイプ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： strの床核 ,  男性間攻撃 ,  mGluR7 ,  神経内分泌 ,  テストステロン

分類 (3件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T) ,  内分泌系の生理と解剖学  (EJ08000J) ,  性ホルモン  (EB08050O)

物質索引 (1件)： テストステロン

タイトルに関連する用語 (6件)： 向代謝性グルタミン酸受容体 ,  サブタイプ ,  内分泌系 ,  社会的行動 ,  調節 ,  役割