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J-GLOBAL ID：201802288447811620   整理番号：18A1229227

最大たわみを用いた動的逆解析の舗装構造評価への適用性検討

APPLICABILITY EVALUATION OF DYNAMIC BACKCULCULATION WITH PEAK DEFLECTION AND LOAD FOR PAVEMENT STRUCTURE

著者 (4件)： 川名太 (東京農業大学 地域環境科学部生産環境工学科) ,  渡邉真一 ((株)NIPPO 総合技術部技術研究所研究第1グループ) ,  竹内康 (東京農業大学 地域環境科学部地域創成科学科) ,  松井邦人 (東京電機大学 理工学部建築・都市環境学系)
資料名： 土木学会論文集 E1(舗装工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. E1 (Pavement Engineering) (Web))
巻： 73  号： 3  ページ： I_19-I_26(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0106B  ISSN： 2185-6559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： FWD 試験データを逆解析して舗装の構造評価を行う場合,現象を適切に再現しうると考えられる動的逆解析を用いることが望ましい.しかしながら,過去に実施されたFWD試験では,載荷荷重とたわみの最大値のみが記録として残されていることが多い.そのため,本研究では,順解析に動的解析を組み込み,それによって算定されたたわみの時系列データより最大値を抽出し,FWD試験で得られたたわみと一致するような舗装構造を推定する逆解析手法の舗装構造評価への適用性を検討した.その結果,本逆解析手法で得られる弾性係数の推定値は,解析に用いる載荷波形に大きく依存すること,また,解析条件が適切に設定できれば,従来の動的逆解析と同程度の精度で構造評価が可能であることが確認された.(著者抄録)

シソーラス用語： *舗装 ,  落下試験 ,  データ ,  *解析 ,  *構造解析 ,  *適応性 ,  *たわみ ,  動的解析 ,  弾性係数 ,  波形 ,  荷重
準シソーラス用語： 道路舗装 ,  FWD試験 ,  試験データ ,  逆解析 ,  舗装構造評価 ,  *動的逆解析 ,  *最大たわみ ,  載荷波形

著者キーワード (3件)： FWD test ,  peak deflection ,  dynamic backcalculation

分類 (1件)： 舗装一般  (RC04010K)

引用文献 (10件)：

• 1) 舗装診断研究会:FWDによる舗装診断,2014.
• 2) 舗装工学ライブラリー14:非破壊試験による舗装のたわみ測定と構造評価,土木学会,2016,ISBN978-4-8106-0767-3
• 3) 川名太,久保和幸,竹内康,松井邦人:FWD試験データの分析の高度化に関する提案,土木学会論文集E1(舗装工学),Vol. 69,No. 2,pp. 22~31,2013.
• 4) 小澤良明,松井邦人:フォークトモデルで構成された舗装構造の波動伝播解析,土木学会論文集E,Vol. 64,No. 2,pp. 314~322,2008.
• 5) 小澤良明,篠原裕貴,松井邦人,東滋夫:波動理論を用いた逆解析による粘弾性多層体の構造評価,土木学会論文集E,Vol. 64,No. 4,pp. 533~540,2008.

タイトルに関連する用語 (5件)： たわみ ,  逆解析 ,  舗装構造 ,  評価 ,  適用性