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J-GLOBAL ID：201802288513767884   整理番号：18A0353196

PKC1MAPK経路とGrx3/Grx4グルタレドキシンのMAPK Slt2の間の物理的相互作用は出芽酵母における酸化ストレス応答に必要である【Powered by NICT】

Physical interaction between the MAPK Slt2 of the PKC1-MAPK pathway and Grx3/Grx4 glutaredoxins is required for the oxidative stress response in budding yeast

著者 (2件)： Pujol-Carrion Nuria (Department of Basic Medical Sciences, IRB-Lleida. University of Lleida, Av. Alcalde Rovira Roure no 80, 25198 Lleida, Spain) ,  Torre-Ruiz Maria Angeles de la (Department of Basic Medical Sciences, IRB-Lleida. University of Lleida, Av. Alcalde Rovira Roure no 80, 25198 Lleida, Spain)
資料名： Free Radical Biology & Medicine  (Free Radical Biology & Medicine)
巻： 103  ページ： 107-120  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0414C  ISSN： 0891-5849  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モノチオールグルタレドキシンGrx3及びGrx4の両方が酸化ストレスに対するMAPK Slt2の細胞応答に関与する複合体を形成すると物理的に相互作用することを示した。Grx3及びGrx4の同時不在は酸化ストレスに応答して細胞生存率,Slt2の活性化とRlm1転写における重篤な障害を誘発する。in vivoおよびin vitroの両方の結果は,Slt2はGrx3またはGrx4蛋白質と結合する独立にできることを明確に示した。著者らの結果は,Slt2はGrx3及びGrx4の鉄/硫黄橋かけクラスタを形成することを示唆した。本複合体の集合のために,Slt2から各Grx3/4グルタレドキシン,グルタチオンおよび特異的システイン残基の活性部位のシステインは配位子を提供する。Slt2の配位子の一つは,酸化処理と鉄過剰への二量化に必要である。これらの相互作用は酸化反応に関連する,複合体で同定されたシステイン配位子変異体は酸化ストレスに対する細胞生存能とSlt2りん酸化の両方の重度の障害を示したことを示した。Grx4が細胞生存を妨げる酸化条件下でSlt2燐酸化を調節することを関連するグルタレドキシンである。著者らの研究は,酸化ストレス応答との関連におけるMAPKの調節の両方にモノチオールグルタレドキシンの機能を拡張するために寄与する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *MAPキナーゼ ,  鉄 ,  タンパク質 ,  複合体 ,  *酸化ストレス ,  *酸化 ,  *相互作用 ,  活性部位 ,  クラスタ ,  リン酸化 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン ,  トリペプチド
準シソーラス用語： 細胞生存 ,  *Slt2 ,  *グルタレドキシン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： シグナル伝達 ,  グルタレドキシン ,  MAPK ,  酸化ストレス ,  PKC1経路 ,  出芽酵母 ,  鉄 ,  細胞生存

分類 (4件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  微生物生理一般  (EG03051L) ,  生物学的機能  (EB03040U)

物質索引 (2件)： システイン ,  グルタチオン

タイトルに関連する用語 (8件)： グルタレドキシン ,  MAPK ,  Slt2 ,  物理 ,  相互作用 ,  出芽酵母 ,  酸化ストレス ,  応答