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J-GLOBAL ID：201802288716576134   整理番号：18A0275490

イソアミルアルコールの匂いはCaenorhabditis elegansにおけるDAF-16による寿命とストレス耐性を促進する【Powered by NICT】

Isoamyl alcohol odor promotes longevity and stress tolerance via DAF-16 in Caenorhabditis elegans

著者 (4件)： Kurino Chiho (Graduate School of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba, Japan) ,  Furuhashi Tsubasa (Graduate School of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba, Japan) ,  Sudoh Kaori (Graduate School of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba, Japan) ,  Sakamoto Kazuichi (Graduate School of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba, Japan)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 485  号： 2  ページ： 395-399  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 臭気は神経系に及ぼす影響を介して寿命調節における役割を果たしている可能性はCaenorhabditis elegansの研究により示唆されている。実際,嗅覚ニューロンが示唆される,AWAとA WCのアブレーションはDAF-16,FoxOのホモログを介して寿命を延長することが示されている。しかし,寿命に及ぼす匂い刺激の効果はまだ不明である。,ここではC.elegansにおける寿命とストレス耐性に及ぼす引力と斥力の匂いの影響を明らかにし,経路を解析することを目的とした。忌避成分として魅力的な臭気,酢酸イソアミルアルコールを用い,走化性アッセイにより同定された。イソアミルアルコール刺激はDAF-16依存的に寿命を促進することを見出した。一方,酢酸刺激はDAF-16とは独立した機構により熱耐性を促進した。中でも,著者らの結果は,匂い刺激はC.elegansの寿命とストレス耐性に影響を及ぼし,異なる機構を介してその効果を発揮する引力と斥力の匂いを持つこと,及び寿命は嗅覚ニューロンの活性化と不活性化により誘導されることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 走化性 ,  不活性化 ,  神経系 ,  嗅神経 ,  *アルコール ,  斥力 ,  アブレーション ,  耐熱性 ,  脂肪酸 ,  薬物 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 匂い刺激 ,  *ストレス耐性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 臭気 ,  イソアミルアルコール ,  酢酸 ,  寿命 ,  熱耐性 ,  DAF-16

分類 (2件)： 老化と死  (EJ16040S) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (3件)： 酢酸 ,  酢酸イソアミル ,  イソアミルアルコール

タイトルに関連する用語 (7件)： イソアミルアルコール ,  匂い ,  Caenorhabditis ,  DAF-16 ,  寿命 ,  ストレス耐性 ,  促進