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J-GLOBAL ID:201802288898577568   整理番号:18A0709030

Treacher Collins症候群3(TSC3)関連POLR1C変異体はリソソームに局在し軟骨形成分化を阻害する【JST・京大機械翻訳】

Treacher Collins syndrome 3 (TCS3)-associated POLR1C mutants are localized in the lysosome and inhibits chondrogenic differentiation
著者 (12件):
資料名:
巻: 499  号:ページ: 78-85  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Treacher Collins症候群(TCS)は,重要な特徴が症状の組み合わせである頭蓋顔面発達障害である。例えば,患者は,眼瞼裂の両側下方傾斜,下眼けんの欠損,顔面骨の低形成,口蓋裂,外耳の奇形,および外耳道の閉鎖を有することができた。TCS3は,RNAポリメラーゼIおよびIIIサブユニットC(POLR1C)をコードするpol1c遺伝子の変異により引き起こされる。2つの既知のミスセンス突然変異(Arg279-to-Gln[R279Q]とArg279-to-Trp[R279W])がArg-279位置にあった。しかし,個々の突然変異がPOLR1Cの細胞特性に影響するか否かを明らかにする必要がある。ここで著者らは,TCS3関連ミスセンス突然変異がPOLR1Cの異常な細胞内局在を引き起こし,軟骨形成分化を阻害することを示す。野生型POLR1Cは正常に核に局在する。R279QまたはR279W変異体は主にリソソームに局在することが分かった。マウス軟骨形成性ATDC5細胞におけるR279QまたはR279W変異体の発現は,リソソームにおける重要な役割に関与するラパマイシン(mTOR)シグナル伝達の哺乳類標的に属する4E-BP1およびリボソームS6蛋白質のリン酸化を低下させる。さらに,R279QまたはR279W変異体の発現は,ATDC5細胞における軟骨形成分化を阻害する。まとめると,TCS3関連突然変異は,POLR1Cのリソソームへの局在化をもたらし,軟骨形成分化を阻害する。これはおそらく,Treacher Collins症候群の基礎となる病理学的分子基盤の一部を説明する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝的変異  ,  循環系の疾患 
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