テラヘルツ時間領域分光法と低周波Raman散乱で調べた天然高分子デンプンのボソンピーク動力学【Powered by NICT】

Terao Wakana; Mori Tatsuya; Fujii Yasuhiro; Koreeda Akitoshi; Kabeya Mikitoshi; Kojima Seiji

文献

J-GLOBAL ID：201802289085339719 整理番号：18A0434911

テラヘルツ時間領域分光法と低周波Raman散乱で調べた天然高分子デンプンのボソンピーク動力学【Powered by NICT】

Boson peak dynamics of natural polymer starch investigated by terahertz time-domain spectroscopy and low-frequency Raman scattering

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資料名：
巻： 192 ページ： 446-450 発行年： 2018年
JST資料番号： E0128B ISSN： 1386-1425 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

テラヘルツ時間領域分光法と低周波Raman散乱は天然高分子澱粉で行ったボソンピーク(BP)動力学を研究した。赤外スペクトルでは,BPは最低温度で0.99THzで観察された。硝子体グルコースに対する以前の研究からの結果と比較して,BPの頻度と吸収係数の両方が硝子体グルコースのそれよりも低い値を示した。これらの挙動は,中距離秩序の長い相関長と澱粉中のヒドロキシル基の低濃度に起因している。Ramanスペクトルでは,BPは室温で1.1THzで観察され,BPは赤外スペクトルにおける高速緩和モードの過剰ウイングによる室温付近で見られなかった。加熱過程と冷却過程のε′′(ν)の温度依存性は230K以下でヒステリシスを示した。加熱プロセスの間,キンクを140Kと230Kで観察された。これらのキンクはβ緩和とβ_湿式緩和に起因した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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各種酸塩鉱物 , 有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル

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