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J-GLOBAL ID:201802289466935371   整理番号:18A1420314

イソブタンからイソブテンへの酸化的脱水素に対するSBA-15の触媒性能を向上させるための少量のクロムの導入

Introduction of a Small Amount of Chromium to Enhance the Catalytic Performance of SBA-15 for the Oxidative Dehydrogenation of Isobutane to Isobutene
著者 (7件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 400-406(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: S0629A  ISSN: 0021-9592  CODEN: JCEJAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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種々の固体酸化物触媒がプロパンの酸化的脱水素に活性であるが,これらをイソブタンからイソブテンへの酸化的脱水素に使用した時,2%以下の収率しか達成しない。8%の改善されたイソブテン収率が,折畳みシートメソポーラス材料(FSM-16)およびメソポーラス分子ふるい(MCM-41)を用いて,浸漬またはテンプレートイオン交換法によるクロムの有無によって,イソブテンの酸化的脱水素において得られた。しかし,更なる活性向上は得られなかった。本研究で,初期pH1.5の水溶液中での硝酸クロムとテトラエチルオルソシリケートの混合による直接合成法および続く水熱処理を用いて,クロムカチオンをSBA-15骨格中に導入した。少量のクロムによるSBA-15への担持(1.84wt%Cr-SBA-15)が,723Kでのイソブテン収率(15.4%)を増加させ,一方,先の研究から,初期濡れ浸漬によって調製したSBA-15上担持酸化クロム(CrOx/SBA-15)は,813Kで低いイソブテン収率(11%)だった。この改善を説明するために,触媒を,X線回折,透過型電子顕微鏡,N2吸着-脱着,およびNH3温度プログラム脱着を用いて特性化した。Cr-SBA-15は,触媒の構造および酸特性は他のメソポ-ラスシリカの一般的特性と同様であるにもかかわらず,大きな比表面積(1,610m2/g)を持つことが分かった。大きい比表面積のCr-SBA-15上のCr3+種のCr6+への転化が,イソブタンからイソブテンへの酸化的脱水素の改善に影響できた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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不均一系触媒反応 
引用文献 (24件):

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