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J-GLOBAL ID：201802289919150253   整理番号：18A0634862

液体炭酸散布法による九州北部での人工降雨・水資源の有効性

著者 (5件)： 真木太一 (日本学術会議) ,  西山浩司 (九大) ,  守田治 (福岡大 水循環・生態系再生研) ,  鈴木義則 ,  脇水健次 (九大)
資料名： 農業および園芸  (Agriculture and Horticulture)
巻： 93  号： 4  ページ： 309-319  発行年： 2018年04月01日 
JST資料番号： G0801A  ISSN： 0369-5247  CODEN： NOOEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・九州北部の海上の上空で2013年に実施した液体炭酸散布法による人工降雨実験の成果についての解説。
・液体炭酸散布30分後の散布雲の発達,および高度2100mの雲底からの雨脚の観測。
・散布域からの人工降雨域が100km以上,散布3時間後までの人工による降水量が約15万トンと推定。
・人工降雨実験は成功したが,意図された地域での降雨ではなかったと結論。

シソーラス用語： *人工降雨 ,  *水資源 ,  改良 ,  レーダ画像 ,  降水量 ,  人工衛星 ,  九州地方 ,  炭酸
準シソーラス用語： *液体炭酸散布法 ,  気象改良 ,  液体炭酸

分類 (1件)： 農業気象  (DC05030Z)

引用文献 (13件)：

• 福田矩彦,1988:気象工学-新しい気象制御の方法-,気象研究ノート,164,pp.213.
• Fukuta, N., Wakimizum K., Nishiyama, K., Suzuki, Y. and Yoshikoshi, H., 2000: Large unique radar echoes in a new,self-enhancing cloud seeding. Atmospheric Research, 55, 271-273.
• 真木太一・鈴木義則・脇水健次・西山浩司,2012:『人工降雨-渇水対策から水資源まで-』,技報堂出版,pp.176.
• Maki, T., Morita, O., Suzuki, Y. and Wakimizu, K., 2013: Artificial rainfall technique based on the aircraft seeding of liquid carbon dioxide near Miyake and Mikura Islands, Tokyo, Japan. J. Agric. Met., 69(3), 147-157.
• Maki, T., Morita, O., Suzuki, Y., Wakimizu K. and Nishiyama, K., 2014: Artificial rainfall experiment by seeding liquid carbon dioxide above the Izu Islands of Tokyo on March 14 in 2013, J. Agric. Met., 70(4), 199-211.

タイトルに関連する用語 (5件)： 散布 ,  九州 ,  人工降雨 ,  水資源 ,  有効性