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J-GLOBAL ID:201802290468036112   整理番号:18A1608334

マウスにおける小脳に対する中脳接合部から下方オリーブ継電器への解剖学的経路【JST・京大機械翻訳】

The anatomical pathway from the mesodiencephalic junction to the inferior olive relays perioral sensory signals to the cerebellum in the mouse
著者 (3件):
資料名:
巻: 596  号: 16  ページ: 3775-3791  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0587A  ISSN: 0022-3751  CODEN: JPHYA7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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重要なPOINTS:口腔周囲触覚信号は,眼窩下神経(ION)を介して三叉神経核に伝達される。各々の小脳Purkinje細胞(PC)は,下位オリーブ(IO)から出現する上昇線維(CF)を介して複雑なスパイク(CS)としてこのシグナルを受け取る。三叉神経核からIOへの解剖学的経路は明確に同定されていない。本研究では,単一ユニット記録により雄マウスのPCから記録されたCSsを分析することにより,口腔周囲感覚シグナル伝達のための候補解剖学的経路を調べた。ION刺激によるCS生成は,対側中脳接合部へのGABA_A受容体作動薬,ムスモールの注射により阻害され,これは,領域parafascicularis prerubralis(PfPr)と呼ばれる。機械的ホイスカ刺激により誘発されたCSの数も,対側PfPr阻害により低下した。これらの結果は,マウスのPfPrを介したIOへの感覚シグナル伝達経路の存在を示唆する。要約:口腔内触覚信号は,眼窩下神経(ION)を介して三叉神経核に伝達される。各小脳Purkinje細胞は,下位オリーブ(IO)から出現する上昇線維を介して複雑なスパイク(CS)としてこのシグナルを受け取る。しかしながら,三叉神経核からIOへの解剖学的経路は明確に同定されていない。本研究では,単一ユニット記録により雄マウスのPurkinje細胞からCSsを記録し,シグナル伝達経路を検討した。CSSは,20~70msの潜時で同側または対側IONの電気刺激により誘発された。同側性ION刺激によるCS生成は,GABA_A受容体作動薬,ムムシモールを対側中脳接合部に注入することにより阻害された。これは,領域parafascicularis prerubralis(PfPr)と呼ばれる。対側ION刺激により誘発されたCSSは,PfPrへのムシモール注射により抑制されたが,有効面積はより制限された。さらに,ホイスカ領域周辺の機械的刺激により誘発されたCSsはPfPr阻害により抑制された。また,一次運動皮質がこのシグナル伝達経路を抑制する役割を果たすことを見出した。これらの結果は,PfPrを介してIOに対する口腔内感覚シグナルを伝導するための解剖学的経路の存在を示している。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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中枢神経系 

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