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J-GLOBAL ID：201802290648840223   整理番号：18A1560907

車載システムを想定した機能安全機能とセキュリティ機能の統合要件定義手法

著者 (2件)： 左近透 (兵庫県大) ,  中本幸一 (兵庫県大)
資料名： SEC Journal  (SEC Journal)
巻： 14  号： 1  ページ： 2-9  発行年： 2018年08月08日 
JST資料番号： L5846A  ISSN： 1349-8622  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 車両ソフトウェア開発における,ISO26262と自動車セキュリティ分析ガイドJASO TP15002をベースとした機能安全機能とセキュリティ機能の要件定義手法を提案する。機能安全とセキュリティ双方の要件定義を統合するための動作モデルと開発プロセスモデルを定義した。これは安全に対する要求を詳細化し,要件を定義する過程で,セキュリティ脅威を詳細化しセキュリティ要件を特定するものである。また,セキュリティリスク評価を,機能安全要件の定義段階に応じて行う。まず,ASIL導出時に利用する過酷度と回避可能性に対応する対処の規準値となるリスクスコアを定める。更に具体的な脅威の特定が可能になった時点でリスクスコアリングを実施し,そのスコアから対応すべき脅威を選択し,対処すべきセキュリティ機能を決定する。(著者抄録)

シソーラス用語： *情報セキュリティ ,  *ソフトウェア開発 ,  システム ,  *電装品 ,  ISO規格 ,  自動車 ,  要求仕様 ,  リスク評価
準シソーラス用語： 脅威 ,  *車載システム

分類 (3件)： データ保護  (JD01020V) ,  計算機システム開発  (JD02010R) ,  電装品  (QG03070C)

引用文献 (14件)：

• ISO 26262:2011. Road vehicles - Functional Safety -
• https://ics-cert.us-cert.gov/Year-Review-2013
• https://www.isa.org/isa99/
• SAE J3061:2016. Surface Vehicle Recommended Practice
• https://www.evita-project.com

タイトルに関連する用語 (7件)： 車載システム ,  想定 ,  機能安全 ,  セキュリティ ,  統合 ,  定義 ,  手法