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J-GLOBAL ID:201802291210255031   整理番号:18A1032242

成人における肺炎死亡率に対するウイルス感染の影響:前向き多施設観察研究【JST・京大機械翻訳】

The impact of virus infections on pneumonia mortality is complex in adults: a prospective multicentre observational study
著者 (11件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 755  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7430A  ISSN: 1471-2334  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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種々のウイルスは肺炎と関連することが知られている。しかし,成人肺炎死亡率に対するウイルス感染の影響は不明のままである。本研究は,ウイルス型と患者共存症により層別化された成人の肺炎死亡率に対するウイルス感染の影響を明らかにすることを目的とした。この多施設前向き研究は2011年9月から2014年8月までに15歳以上の肺炎患者を登録した。痰試料を,13の呼吸器ウイルスを同定するために,社内多重ポリメラーゼ連鎖反応分析により試験した。ウイルス感染状態と院内死亡率に及ぼすその影響を,年齢群と共存症状態によって調べた。合計2617名の患者が研究に登録され,77.8%が65歳以上であった。574名(21.9%)は共存症を有しておらず,790名(30.2%)は慢性呼吸器疾患を有し,1253名(47.9%)は他の共存症を有していた。ウイルスは,605人(23.1%)の患者で検出された。ヒト鼻ウイルス(9.8%)は最も頻繁に同定されたウイルスで,インフルエンザA(3.9%)と呼吸性合胞体ウイルス(3.9%)が続いた。慢性呼吸器疾患患者(4.7%)において,他の共存症(4.2%)および共存症(2.1%)を伴わない患者(2.1%)よりも呼吸性合胞体ウイルスがより頻繁に同定された(p=0.037)。他のウイルスの頻度は,3つの群の間でほとんど同じであった。ウイルス検出全体は,死亡率の増加と関連しなかった(調整リスク比(ARR)0.76,95%CI0.53~1.09)。しかしながら,インフルエンザウイルスAおよびBは,慢性呼吸器疾患患者において3倍高い死亡率と関連していたが,他の共存症(ARR 3.38,95%CI 1.54-7.42)とは関連していなかった。興味深いことに,パラミキソウイルスは他の共存症(ARR 0.10,95% CI 0.01-0.70)患者において劇的に低い死亡率と関連していたが,慢性呼吸器疾患とは関連していなかった。これらの効果は年齢群によって影響を受けなかった。肺炎死亡率に及ぼすウイルス感染の影響は,成人におけるウイルス型と共存症状態によって変化する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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感染症・寄生虫症一般  ,  呼吸器の疾患 
引用文献 (31件):
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