文献
J-GLOBAL ID:201802291263287934   整理番号:18A1336463

J-POPの想起に関する実験的検討 楽曲の構造に着目して

Experimental examination of recall of J-pop songs A focus on song structure
著者 (1件):
資料名:
巻:号:ページ: 55-60(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F1019A  ISSN: 2186-4942  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の目的は我々にとって身近な音楽であるJ-POPがどのように思い出されるのかをその構造的特徴に着目して検討することである。実験1では歌のタイトルを手がかりとした歌唱再生実験を行い,大楽節終わりで生じたエラーについて分析を行った。ある大楽節の再生が終わったあとに,本来続くべき大楽節が再生されずに別の大楽節が誤って続けられるエラーでは,大楽節の冒頭から再生が続けられることが多く,大楽節の途中から再生されることは少なかった。この結果から,J-POPの記憶はAメロやサビといった大楽節の冒頭が再生されやすく,歌の再生におけるアクセスポイントとして機能していることが示唆された。実験2ではこの点の検証を行うために,大楽節の終わりと大楽節の途中のフレーズの終わりのメロディを手がかりとし,その後に続く次の大楽節冒頭またはフレーズ冒頭の歌詞を再生する実験を行った。その結果,大楽節冒頭の歌詞はフレーズ冒頭の歌詞よりも再生されやすく,仮説は支持された。J-POPの記憶にはその構造的特徴が反映され,大楽節の冒頭が再生のアクセスポイントとして機能していると考えられる。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
パターン認識  ,  音響一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る