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J-GLOBAL ID：201802291294452385   整理番号：18A1495147

クランク型ボールミルを用いたCu(In,Ga)Se₂結晶の合成

Synthesis of Cu(In,Ga)Se2 crystals using a Crank ball mill

著者 (4件)： 山田涼香 (島津プレシジョンテクノロジー(株)) ,  野地英樹 (都城工業高等専門学校電気情報工学科) ,  岡元智一郎 (長岡技術科学大学電気電子情報工学科) ,  赤木洋二 (都城工業高等専門学校電気情報工学科)
資料名： 都城工業高等専門学校研究報告(Web)
巻： 52  ページ： 11-15(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U1404A  ISSN： 2432-1036  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： クランク型ボールミルを使ったメカノケミカル(MC)過程により,Cu(In,Ga)Se₂(CIGS)結晶を合成した。出発原料のモル比はCu:In:Ga:Se=1:1-x:x:2(0≦x≦1),Cu:In:Ga:Se=1:0.7:0.3:y(2≦y≦3)であった。反応時間はSe,Gaモル比を小さくすると短くなった。収集率は反応時間が長いほど低くなった。XRDパターンから,CuInSe₂,あるいはまたCuGaSe₂結晶は,これら粉末を反応させたとき,成長することに成功した。2のセレンモル比で成長した結晶はSe-poorになったが,3のモル比で成長した結晶はSe-richであった。Seモル比を高くすると,Cu,In,及びGaが化学量論からずれた。Cu:In:Ga:Se=1:0.7:0.3:2.5-2.7のモル比で,それらの組成は化学量論になった。結晶形態は変化した。CIGS結晶はクランクボール型ミルを使って合成することに成功した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： セレン化物 ,  銅化合物 ,  インジウム化合物 ,  ガリウム化合物 ,  摩砕 ,  *メカニカルアロイング ,  *化学量論 ,  結晶形態 ,  X線回折分析 ,  化合物半導体 ,  ボールミル
準シソーラス用語： ボールミリング ,  *セレン化ガリウムインジウム銅

分類 (1件)： 半導体の結晶成長  (BK13040X)

タイトルに関連する用語 (5件)： クランク ,  ボールミル ,  Cu ,  Ga ,  結晶