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J-GLOBAL ID:201802291301065510   整理番号:18A0721870

COX6C転写物へのDAZAP1の特異的イントロン依存性負荷はプレmRNAスプライシング効果を抑制し,細胞増殖遅延を誘導する【JST・京大機械翻訳】

Specific intron-dependent loading of DAZAP1 onto the cox6c transcript suppresses pre-mRNA splicing efficacy and induces cell growth retardation
著者 (5件):
資料名:
巻: 657  ページ: 1-8  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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DAZAP1はマウスやヒトの多くの組織で発現する進化的に保存されたRNA結合蛋白質である。部分的機能喪失(低形)対立遺伝子を持つDAZAP1ノックアウトマウスは精子形成と細胞増殖において重度の欠損を示し,DAZAP1が生殖細胞と体細胞の発生において中心的役割を果たすことを示した。著者らは,DAZAP1により調節される標的転写物として,ミトコンドリア呼吸鎖の複合体IVのサブユニットをコードするCOX6C mRNAを同定した。DAZAP1は細胞内のゲノムDNAまたはゲノム型発現ベクターのどちらかから誘導されたCOX6C mRNAに結合するが,イントロンのない発現ベクターから誘導されるCOX6C mRNAには結合しないことを見出した。興味深いことに,最後のイントロンの存在は,mRNAへのDAZAP1結合に十分であり,COX6C mRNAへの特異的イントロン依存性DAZAP1負荷を示唆した。DAZAP1の過剰発現は全てのイントロンに対するCOX6CプレmRNAの蓄積をもたらし,DAZAP1がプレmRNAスプライシング効率を低下させることを意味した。さらに,成熟COX6C mRNAレベルの減少はCOX6C蛋白質レベルの減少をもたらした。DAZAP1ノックダウンとCOX6C過剰発現の両方が細胞増殖を遅延させた。ここで示した証拠の系統は,DAZAP1がプレmRNAスプライシングの負の調節因子であり,COX6C発現を調節することによりミトコンドリアにおけるエネルギー生産を制御することを明らかにした。本研究で記述されたDAZAP1機能は,DAZAP1低型マウスで観察された表現型を説明する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  遺伝子の構造と化学 

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