潅流ラット肝臓におけるジクロフェナクとその代謝物の体内動態に及ぼすアジュバント誘発炎症の影響【Powered by NICT】

Uraki Misato; Kawase Atsushi; Sayama Hiroyuki; Matsushima Yuka; Iwaki Masahiro

文献

J-GLOBAL ID：201802292564241500 整理番号：18A0379929

潅流ラット肝臓におけるジクロフェナクとその代謝物の体内動態に及ぼすアジュバント誘発炎症の影響【Powered by NICT】

Effects of Adjuvant-Induced Inflammation on Disposition of Diclofenac and Its Metabolites in Perfused Rat Liver

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資料名：
巻： 106 号： 4 ページ： 1175-1182 発行年： 2017年
JST資料番号： C0260B ISSN： 0022-3549 CODEN： JPMSAE 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

1 O アシルグルクロニド(DF Glu)のようなジクロフェナック(DF)の反応性代謝物は,特異体質肝毒性をもたらすと仮定されている。しかし,炎症はDFとその代謝産物の肝分布に影響を及ぼすかどうかは不明である。DFの体内動態の変化及び炎症状態におけるその代謝物を明らかにするために,著者らはin situラット潅流肝臓実験を行った。炎症のモデルとしてのアジュバント関節炎ラットを用いて,潅流液からのDF,4′-ヒドロキシジクロフェナック,DF Gluの除去は対照と比較して遅延することが観察された。肝DF分布のためのパラメータ感度分析は,肝臓におけるDF Gluの血漿中濃度-時間曲線(AUC)および最大濃度(C)下面積はDF Glu(CL)の固有排せつクリアランスとDF Gluの固有グルクロン酸抱合クリアランス(CL)の増加の減少と共に顕著に増加したことを明らかにした。アジュバント関節炎ラットにおけるかん流液からのDF Gluの除去はDF Gluの胆汁中排せつの減少を介して遅延した可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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生物薬剤学(基礎)

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