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J-GLOBAL ID:201802295053182637   整理番号:18A0142588

アントラセンクロムレッドA染色によるSDS-PAGEにおける高感度りん蛋白質検出【Powered by NICT】

Sensitive phosphoprotein detection in SDS-PAGE via Anthracene Chrome Red A stain
著者 (2件):
資料名:
巻: 38  号: 24  ページ: 3079-3085  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0626B  ISSN: 0173-0835  CODEN: ELCTDN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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最も重要な翻訳後修飾の一つである蛋白質のリン酸化は,多くの生物学的過程において重要な役割を果たす。このようにして,検出,細胞生物学の研究のための蛋白質混合物からのりん蛋白質を同定し,正確に理解するために必要である。ドデシル硫酸ナトリウム-ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS PAGE)におけるりん蛋白質のための高感度で特異的検出法を導入した。三価金属イオン(Al~3+)と組み合わせたアントラセンクロムレッドA(ACRA)は蛍光複合体に変換され,蛍光はpH環境の変化によって急激に増加した。りん蛋白質と非りん蛋白質はACRA Al~3+-りん蛋白質複合体の構造変化に起因する蛍光消光によって容易に区別することができ,非リン蛋白質複合体とは異なった。ACRAを用いた方法は蛍光消光に基づく負染色はとPro-Qダイヤモンド染色に匹敵する高い感度を示した。ACRA染色は130分以内に卵白アルブミン(OVA)とκ-カゼインのα-カゼインとβ-カゼイン,8 16ngの1 2ngを検出することができる。ACRA染色はPro-Q染色と同様な線形ダイナミックレンジとRSDを示した。ACRAの線形ダイナミックレンジ,相関係数の値は,OVA(8 500ng,相関係数=0.999),α-カゼイン(4 500 ng, r=0.992),β-カゼイン(4 500 ng, r=0.996),およびκ-カゼイン(8 500 ng,0.998)であった。一方,相対標準偏差(RSD)値はACRAに対して2.33から3.56%の範囲であった。法は高感度,特異的,簡単,迅速及びSYPROルビー染色のような全蛋白質染色と両立する。ACRA染色はゲル中のりん蛋白質検出のための進歩した方法である。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
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電気泳動分析  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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