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J-GLOBAL ID：201802296510758603   整理番号：18A0353372

海馬における離散事象シーケンスのための時間的および速度符号化【Powered by NICT】

Temporal and Rate Coding for Discrete Event Sequences in the Hippocampus

著者 (4件)： Terada Satoshi (Laboratory for Systems Neurophysiology, RIKEN Brain Science Institute, 2-1 Hirosawa, Wako, Saitama 351-0198, Japan) ,  Sakurai Yoshio (Laboratory of Neural Information, Graduate School of Brain Science, Doshisha University, 1-3 Tatara Miyakodani, Kyotanabe, Kyoto 610-0394, Japan) ,  Nakahara Hiroyuki (Laboratory for Integrated Theoretical Neuroscience, RIKEN Brain Science Institute, 2-1 Hirosawa, Wako, Saitama 351-0198, Japan) ,  Fujisawa Shigeyoshi (Laboratory for Systems Neurophysiology, RIKEN Brain Science Institute, 2-1 Hirosawa, Wako, Saitama 351-0198, Japan)
資料名： Neuron  (Neuron)
巻： 94  号： 6  ページ： 1248-1262.e4  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0649A  ISSN： 0896-6273  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 海馬がエピソード記憶に重要であるが,この役割を支持する神経表現,特に非空間情報に関連する,は不明のままである。ここでは,連続的に音と匂いキューの統合を必要とするキューを組合せた作業を行うラットにおける海馬CA1ニューロンの速度と時間的符号化を検討した。CA1ニューロンの大部分は感覚キュー,組合せ,または選択特異的(簡単に「イベント」-特異的)上昇放電活動,イベント期間を通じて持続したを示した。これら事象細胞はイベント発症時に一過性シータ位相歳差,と続く初期シータ相への持続的位相同期を行った。このユニークな単一ニューロン挙動の結果として,事象シーケンスのCA1細胞集合体のシータ配列は離散的表現を持っていた。これらの結果は,海馬における突発事象表現のより一般的なモデルに向けて空間コード化のための概念的フレームワークを更新するのに役立つ。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *符号化 ,  歳差運動 ,  位相 ,  ニューロン ,  θ相 ,  音響 ,  放電 ,  待ち行列 ,  *トド ,  位相同期 ,  神経 ,  地理空間情報
準シソーラス用語： 発症 ,  空間情報 ,  エピソード記憶 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 海馬 ,  大規模細胞外ユニット記録 ,  シータ振動 ,  位相歳差運動 ,  突発事象配列

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 海馬 ,  事象 ,  シーケンス ,  符号化