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J-GLOBAL ID：201802297885999457   整理番号：18A0136648

ヒト海綿骨試料の機械的剛性と破壊荷重の推定のための骨体積分率および構造パラメータ;超音波走行時間分光法およびX線μCTのin vitro比較【Powered by NICT】

Bone volume fraction and structural parameters for estimation of mechanical stiffness and failure load of human cancellous bone samples; in-vitro comparison of ultrasound transit time spectroscopy and X-ray μCT

著者 (5件)： Alomari Ali Hamed (Science & Engineering Faculty and Institute of Health & Biomedical Innovation, Queensland University of Technology, Brisbane, QLD, Australia) ,  Alomari Ali Hamed (The University College in Al-Qunfudah, Umm Al-Qura University, Saudi Arabia) ,  Wille Marie-Luise (Science & Engineering Faculty and Institute of Health & Biomedical Innovation, Queensland University of Technology, Brisbane, QLD, Australia) ,  Langton Christian M. (Science & Engineering Faculty and Institute of Health & Biomedical Innovation, Queensland University of Technology, Brisbane, QLD, Australia) ,  Langton Christian M. (Laboratory of Ultrasonic Electronics, Doshisha University, Kyotanabe, Japan)
資料名： Bone (New York)  (Bone (New York))
巻： 107  ページ： 145-153  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0177D  ISSN： 8756-3282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 従来の機械的試験は,骨の剛性(N mm~ 1)と強度(MPa)を評価するための「ゴールドスタンダード」であり,それは本質的に侵襲的および破壊的なので,適用できるin vivoではなかった。骨の機械的完全性はその量と質により決定される主に骨密度と構造に関連している。いくつかの非破壊的,非侵襲的,in vivo法が開発され,臨床的に骨密度を推定するために実施されている,面積(二重エネルギーX線吸収測定法(DXA))および体積(定量的計算機トモグラフィー(QCT))である。速度と減衰の定量的超音波(QUS)パラメータを,骨量と骨質の両方に依存している,量と質の分離評価への一つの特定のQUSパラメータを変える現在では可能にされていない。最近超音波通過時間分光法(UTTS)は骨密度,量の正確な評価を提供する可能性があることを示した。UTTSも骨構造,品質の推定値を提供する可能性があるという仮説を立てた。本in vitro研究では,16種のヒト大腿骨試料は三技術を用い試験した。UTTS,マイクロ計算機トモグラフィー(μCT),及び機械的試験。UTTSは骨体積率(BV/TV)および二個の新しい構造パラメータ,四分位範囲得られた通過時間(UTTS IQR)と最大割合音波線の(TTMP)の走行時間を推定した。μCTはいくつかの骨構造パラメータと共にBV/TVを導くために利用した。骨試料の剛性と強度(破壊荷重)を測定するために利用された破壊機械的試験。BV/TVは得られた通過時間スペクトル(TTS)から計算された;μCT BV/TVとの相関係数(R~2)は0.885であった。機械的剛性と強度を予測するために,μCTおよびUTTSの両方によって誘導されたBV/TVは機械的剛性(それぞれR~2=0.567および0.618)および機械的強度(それぞれR~2=0.747と0.736)と最も強い相関を示した。それぞれの構造パラメータは,BV/TVに導入した場合,多重回帰分析は,μCT組織形態計測的パラメータのどれもが機械的剛性と強度の予測を改善することができないことを示したが,UTTS,BV/TVにTTMPを添加R~2=0.711と強度への機械的剛性の予測を増加させたR~2=0.827であった。UTTSは骨粗鬆症性骨折リスクの改善された予測を提供すると共にBV/TVを推定し,将来における繰返し臨床実践におけるする能力を持っている可能性があることが想定される。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ヒト ,  *海綿骨 ,  機械的強度 ,  計算機トモグラフィー ,  *剛性 ,  多重回帰分析 ,  *体積率 ,  品質 ,  *構造パラメータ ,  大腿骨 ,  相関係数 ,  *超音波 ,  機械的検査 ,  骨密度
準シソーラス用語： *X線マイクロトモグラフィー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 機械的完全性 ,  マイクロ計算機トモグラフィー ,  超音波 ,  骨密度 ,  骨構造 ,  通過時間分光法

分類 (3件)： 運動器系の診断  (GG02000M) ,  運動器系疾患の薬物療法  (GG05020D) ,  その他の代謝作用薬の臨床への応用  (GW13070T)

タイトルに関連する用語 (14件)： ヒト ,  海綿骨 ,  試料 ,  剛性 ,  破壊荷重 ,  推定 ,  骨 ,  体積分率 ,  構造パラメータ ,  超音波 ,  走行時間 ,  分光法 ,  X線 ,  μCT