文献
J-GLOBAL ID:201802298386402294   整理番号:18A1237047

東部PilbaraクラトンにおけるNorth Pole Domeアダメロ岩のU-Pbジルコン地質年代学

U-Pb zircon geochronology of the North Pole Dome adamellite in the eastern Pilbara Craton
著者 (8件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: e12248  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0525A  ISSN: 1440-1738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
西オーストラリア,North Pole Dome地域周辺の表成岩は,地殻過程,表面環境,及び生物圏の進化の初期記録に関する貴重な情報を提供している。知られている限り最古の微化石の産出のせいで,North Pole Dome地域のサクセッションは多くの研究者から興味を持たれている。古始生代のサクセッション(Warrawoona層群)は,主に苦鉄質-超苦鉄質緑色岩から成り,チャートと珪長質溶岩の挟みを伴う。堆積物の年代制約は主にジルコンU-Pb地質年代学に基づいている。しかしながら,多くのジルコン粒子はメタミクト化を被っており,異常に高い含有量の始原鉛を含んでおり,これがU-Pbデータの解釈を複雑にしている。年代に関するより説得力のある制約条件を得るために,最良の推定としてU-Pb一致年代が広く受け入れられている。2つのアダメロ岩から分離されたジルコンの大部分はまた,激しいメタミクト化を被っている。我々の分析では,元素マッピングと組み合わせたプレ-アブレーション技術を用いてメタミクト化のより少ないドメインを選択し,それらのU-Pb同位体組成をレーザアブレーション誘導結合プラズマ質量分析により決定した。分析されたドメインのほとんどは一定量の始原鉛を含んでおり(<sup>204</sup>Pb/<sup>206</sup>Pb>0.0001),一方始原鉛のより少ない(<sup>204</sup>Pb/<sup>206</sup>Pb<0.0001)U-Pbデータ点が3個及び5個得られた。これらのU-Pbデータセットは,それぞれ約3445Maと3454MaのU-Pb一致年代をもたらした。これらの年代はアダメロ岩迸入の時期を表わし,Warrawoona層群の最小堆積年代に制約条件を課する。さらに,1つの外来結晶状ジルコン粒子は約3545Maの<sup>207</sup>Pb/<sup>206</sup>Pb年代を示し,Pilbaraクラトンのシアル質基盤岩が3500Ma以前に存在したという考えを支持している。プレ-アブレーション技術と組み合わせたその場測定U-Pbジルコン年代測定は,メタミクト化を被ってない部分を見分ける能力を有し,部分的にメタミクト化されたジルコンからさえも的確で正確な地質年代学的データを得ることができる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
深成岩  ,  年代測定 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る