大腿骨寛骨臼インピンジメントのための鏡視下骨軟骨形成術後の近位大腿骨の機械的強度:有限要素解析と三次元画像解析【JST・京大機械翻訳】

Oba Masatoshi; Kobayashi Naomi; Inaba Yutaka; Choe Hyonmin; Ike Hiroyuki; Kubota So; Saito Tomoyuki

文献

J-GLOBAL ID：201802299351857484 整理番号：18A1431685

大腿骨寛骨臼インピンジメントのための鏡視下骨軟骨形成術後の近位大腿骨の機械的強度:有限要素解析と三次元画像解析【JST・京大機械翻訳】

Mechanical Strength of the Proximal Femur After Arthroscopic Osteochondroplasty for Femoroacetabular Impingement: Finite Element Analysis and 3-Dimensional Image Analysis

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資料名：
巻： 34 号： 8 ページ： 2377-2386 発行年： 2018年
JST資料番号： W3188A ISSN： 0749-8063 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

実際の手術における近位大腿骨の機械的強度に及ぼす大腿骨頚部切除の影響を調べる。関節鏡下のカム切除術を受けた患者18名を対象とした。有限要素解析(FEAs)を行い,術前および術後大腿骨モデル間のシミュレーション骨折荷重の変化を計算した。有限要素大腿骨モデルをコンピュータ断層撮影画像から構築した。したがって,モデルは骨切除部位を含む元の大腿骨の形状を表した。骨切除部位の三次元画像解析を行い,術後大腿骨モデルにおける強度に影響を及ぼす形態計測因子を同定した。大腿骨頚部軸に対して垂直に走る4つの斜め矢状面を,骨切除部位を測定するための参照面として用いた。経頚部基準面では,骨切除深さと切除部位の断面積の両方が,模擬骨折負荷における術後変化と強く相関した(R2=0.6,P=.0001)。しかし,切除深さだけが,頭頚部接合部の基準面でのシミュレーション破壊荷重と有意に相関していた。切除した骨量は,シミュレーションした骨折負荷の術後変化と相関しなかった。著者らのFEAの結果は,頭頚部接合部で測定された骨切除深さと経頚部基準面が骨軟骨形成術後の骨折リスクと相関することを示唆する。対照的に,より多くの近位領域における骨切除は,著者らのFEAにおいて術後大腿骨モデル強度に有意な影響を及ぼさなかった。切除骨の総容積も大腿骨モデル強度の術後変化と有意に相関しなかった。FEAを用いたこの生体力学的研究は,特に切除された病変が遠位に位置するとき,関節鏡的カム切除後の大腿骨頚部骨折のリスクがあることを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

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筋骨格系・皮膚モデル , 運動器系の疾患 , 生体機能強度解析

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