特許
J-GLOBAL ID:201803000113945996
体外での二酸化炭素除去のための方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
紺野 昭男
, 井波 実
, 伊藤 武泰
, 田村 慶政
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-545682
公開番号(公開出願番号):特表2018-534117
出願日: 2016年11月18日
公開日(公表日): 2018年11月22日
要約:
本発明は、一般的に、体外での肺補助に適した方法に関する。この方法は、半透膜によって分離された透析液に血液をさらすことに基づく。本発明の透析液は、緩衝剤を含み、H+イオンに対する緩衝能が高い。二酸化炭素、重炭酸イオンおよび水素カチオンを、半透膜を通して、透析液に効果的に移送することを可能とする。本発明は、透析液を再生し、リサイクルすることも可能にし、リサイクルされ、繰り返し使用される。透析液の汎用性によって、条件および必要性に依存して、透析液のpHを調節し、体外の回路において、流体を透析液および/または血液に添加し、体外の回路の中の血液から物質を除去することができる。したがって、本発明は、汎用性があり、呼吸性アシドーシス、代謝性アシドーシス、肺機能不全および/または腎機能不全および/または肝機能不全に関連する疾患を治療または予防するのに適している。例えば、腎機能が制限されるとき、血液の酸-塩基バランスを、本発明の方法によって与えることができる。肝機能が制限されるとき、本発明の方法によって毒素を除去することができる。
請求項(抜粋):
血液から少なくとも一つの望ましくない物質を除去する方法であって、
半透膜を介し、血液を透析液に接触させる工程を含んでなり、
ここで、前記透析液が、
(i)pHがpH8.0〜pH11.0の範囲であり、
(ii)少なくとも1種類の緩衝剤を含み、緩衝剤は、少なくとも1つのpKa値が7.0〜11.0の範囲であり、そして
(iii)H+イオンに対する緩衝能が12mmol/l以上であること
を特徴とする、方法。
IPC (1件):
FI (4件):
A61M1/16 160
, A61M1/16 107
, A61M1/16 190
, A61M1/16 105
Fターム (6件):
4C077AA03
, 4C077AA05
, 4C077BB01
, 4C077CC03
, 4C077EE01
, 4C077LL00
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
透析液再生ユニット
公報種別:公表公報
出願番号:特願2010-536324
出願人:ヘパウォッシュゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
-
特表平7-506765
-
腹膜劣化抑制剤および腹膜透析液
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-038745
出願人:テルモ株式会社
審査官引用 (3件)
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透析液再生ユニット
公報種別:公表公報
出願番号:特願2010-536324
出願人:ヘパウォッシュゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
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特表平7-506765
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腹膜劣化抑制剤および腹膜透析液
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-038745
出願人:テルモ株式会社
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