特許
J-GLOBAL ID:201803000378048120

蓄熱体の製造方法及び蓄熱体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 前田 勘次 ,  大矢 正代
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-245176
公開番号(公開出願番号):特開2018-100781
出願日: 2016年12月19日
公開日(公表日): 2018年06月28日
要約:
【課題】大量生産に適していると共に、大径であっても容易に製造することができる、球状のセラミックス製の蓄熱体の製造方法を提供する。【解決手段】焼成により多孔質セラミックス焼結体となる成形原料で、可塑性を有する円柱状の成形体10aを成形し、一定ではない複数の方向から外力を作用させることにより、個々の成形体をそれぞれ塑性変形させて球状化し、球状化された成形体10bを焼成することにより蓄熱体基体とした後、加熱によりガラスとなるガラス質充填剤、及び、酸化物セラミックスを含有するセラミックス質充填剤の少なくとも一方を含有する充填材料で表面を被覆し、且つ、内部に向かって充填材料を浸入させることにより、中心部の多孔質層、表面を充填材料が被覆している被覆層、及び、充填されていない気孔の割合が多孔質層から被覆層に向かって連続的に減少している傾斜層、の三層構造の蓄熱体とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
球状のセラミックス製の蓄熱体の製造方法であって、 焼成により多孔質セラミックス焼結体となる成形原料で、可塑性を有する円柱状の成形体を成形し、 円柱状の該成形体に一定ではない複数の方向から外力を作用させることにより、前記成形体の複数を合体させることなく、個々の前記成形体をそれぞれ塑性変形させて球状化し、 球状化された前記成形体を焼成することにより蓄熱体基体とした後、 加熱によりガラスとなるガラス質充填剤、及び、酸化物セラミックスを含有するセラミックス質充填剤の少なくとも一方を含有する充填材料で、前記蓄熱体基体の表面を被覆し、且つ、前記蓄熱体基体の内部に向かって前記充填材料を浸入させることにより、 前記蓄熱体基体の中心部において気孔が前記充填材料で充填されていない多孔質層、前記蓄熱体基体の表面を前記充填材料が被覆している被覆層、及び、前記多孔質層から前記被覆層に向かって前記充填材料で充填されていない気孔の割合が連続的に減少している傾斜層を有する蓄熱体とする ことを特徴とする蓄熱体の製造方法。
IPC (6件):
F28D 20/00 ,  F28D 17/02 ,  F28F 21/04 ,  B28B 3/00 ,  C04B 41/85 ,  C04B 38/00
FI (6件):
F28D20/00 A ,  F28D17/02 ,  F28F21/04 ,  B28B3/00 Z ,  C04B41/85 A ,  C04B38/00 303Z
Fターム (6件):
4G019GA02 ,  4G054AA05 ,  4G054AA11 ,  4G054AB15 ,  4G054AC00 ,  4G054BD00
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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