特許
J-GLOBAL ID:201803000598901185
リアクトルの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人快友国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-140430
公開番号(公開出願番号):特開2018-011019
出願日: 2016年07月15日
公開日(公表日): 2018年01月18日
要約:
【課題】コイルの一側面が露出しているとともにコイルの一部が樹脂モールドで覆われているリアクトルの製造方法に関し、コイルの一側面に金型を当てずに樹脂モールドを射出成形する。【解決手段】ボビン4は、コイル5の下面5aに続く湾曲面5bに沿って、ボビンの一対のフランジの間に延びているコイル側面カバー44a、44bを備えている。金型60内にて、下面5aの下に空間(コイル下空間65)を確保しつつ、下面5aを囲むようにコイル側面カバー44a、44bの下面及びフランジの下面を固定型61に当接させる。コイル5の湾曲面5bがコイル側面カバー44a、44bに密着するようにコイル5を下方へ押し付けて、コイル下空間65をキャビティ64から隔離する。その状態で、コイル5と筒部41との間の隙間、及び、コイル5とコイル側面カバー44a、44bとの間の隙間を含むキャビティ64に溶融樹脂を射出する。【選択図】図4A
請求項(抜粋):
コイルの平坦な一側面が露出しているとともに、コイルの一部が樹脂モールドで覆われているリアクトルの製造方法であり、
前記リアクトルは、
平坦側面を備えているとともに、コイル周方向で前記平坦側面の夫々の端から続いている湾曲面を備えているコイルと、
前記コイルを貫通している筒部と、当該筒部の両端に設けられているフランジと、前記コイルの前記湾曲面に沿って、一方の前記フランジから他方の前記フランジまで延びているコイル側面カバーと、を備えているボビンと、
前記ボビンの筒部を貫通しているコアと、
前記コイルと前記筒部の間の隙間、及び、前記コイルと前記コイル側面カバーの間の隙間を埋めている樹脂モールドと、
を備えており、当該製造方法は、
前記コイルと前記コアと前記ボビンのアセンブリを、前記平坦側面を下に向けて、樹脂モールド成形用の金型に入れ、
前記金型内にて、前記平坦側面の下に空間を確保しつつ、前記平坦側面を囲むように前記コイル側面カバーの下面及び前記フランジの下面を前記金型に当接させ、
前記コイルの前記湾曲面が前記コイル側面カバーに密着するようにコイルを下方へ押し付けて前記空間を前記金型のキャビティから隔離した状態で、前記コイルと前記筒部の間の隙間、及び、前記コイルと前記コイル側面カバーの間の隙間を含む前記キャビティに溶融樹脂を射出する、
ことを特徴とするリアクトルの製造方法。
IPC (5件):
H01F 41/12
, H01F 37/00
, H01F 41/02
, B29C 45/14
, B29C 33/14
FI (7件):
H01F41/12 C
, H01F37/00 J
, H01F37/00 M
, H01F37/00 G
, H01F41/02 J
, B29C45/14
, B29C33/14
Fターム (24件):
4F202AD19
, 4F202AG03
, 4F202AH33
, 4F202CA11
, 4F202CB01
, 4F202CB12
, 4F202CK52
, 4F202CQ01
, 4F202CQ05
, 4F206AD19
, 4F206AG03
, 4F206AH33
, 4F206JA07
, 4F206JB12
, 4F206JF05
, 4F206JL02
, 5E044AA00
, 5E044AD03
, 5E044BA01
, 5E044BB05
, 5E044CA03
, 5E044CA09
, 5E044CB08
, 5E062FF02
引用特許:
出願人引用 (5件)
-
ボビン、リアクトル及びリアクトルの製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2014-001458
出願人:トヨタ自動車株式会社, 株式会社豊田自動織機, 東海興業株式会社
-
リアクトル及びその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2014-211342
出願人:トヨタ自動車株式会社, 株式会社豊田自動織機, 東海興業株式会社
-
リアクトル
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-069777
出願人:トヨタ自動車株式会社, 株式会社豊田自動織機, 東海興業株式会社
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