特許
J-GLOBAL ID:201803000664145230

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あーく特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-140824
公開番号(公開出願番号):特開2018-009685
出願日: 2016年07月15日
公開日(公表日): 2018年01月18日
要約:
【課題】摩擦係合要素の耐久性を保証しながらも、要求変速段が成立するまでに要する時間が必要以上に長くなることを抑制できる自動変速機の制御装置を提供する。【解決手段】飛び越しダウンシフト要求時、要求変速段は、一対の摩擦係合要素の架け替えで変速が可能なものであるかを判断し(ST2)、この変速が可能なものである場合、その変速前後における入力軸の回転速度の差が閾値以下であるか否かを判定する(ST4)。この変速前後の回転速度差が閾値以下である場合には、中間変速段を経由しない飛び越しダウンシフトを実行する(ST5)。一方、この変速前後の回転速度差が閾値を超えている場合には、中間変速段を経由する飛び越しダウンシフトを実行する(ST3)。これにより、摩擦係合要素の耐久性を保証しながらも、要求変速段が成立するまでに要する時間が必要以上に長くなることを抑制できる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
複数の摩擦係合要素を選択的に係合させることにより複数の変速段のうちの1つを成立させると共に、現変速段と運転状態に応じて要求される要求変速段との間に2段以上の変速段差が生じた場合に、変速段を2段以上飛び越す飛び越し変速が可能な有段式の自動変速機に適用される制御装置において、 前記飛び越し変速が要求された際、前記要求変速段を目標変速段とする飛び越し変速が行われたと仮定した場合、または、前記現変速段から一対の前記摩擦係合要素の掛け替えによって飛び越し変速が可能な変速段のうち前記要求変速段に最も近い変速段を目標変速段とする飛び越し変速が行われたと仮定した場合における、その変速前後での変速機入力軸回転速度の差が所定の閾値を超えている場合には、前記現変速段と前記目標変速段との間に中間変速段を経由させる飛び越し変速を実行させ、前記差が所定の閾値以下である場合には、前記中間変速段を経由させない飛び越し変速を実行させる変速制御部を備えていることを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (6件):
F16H 61/02 ,  F16H 59/46 ,  F16H 61/68 ,  F16H 59/74 ,  B60W 10/04 ,  B60W 10/11
FI (6件):
F16H61/02 ,  F16H59/46 ,  F16H61/68 ,  F16H59/74 ,  B60W10/00 106 ,  B60W10/11
Fターム (26件):
3D241AA04 ,  3D241AA51 ,  3D241AB01 ,  3D241AC04 ,  3D241AC15 ,  3D241AC18 ,  3D241AD10 ,  3D241AD31 ,  3D241AE31 ,  3J552MA02 ,  3J552MA04 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA20 ,  3J552PA62 ,  3J552RA11 ,  3J552RC16 ,  3J552SA03 ,  3J552SA07 ,  3J552SB08 ,  3J552SB31 ,  3J552SB33 ,  3J552TA10 ,  3J552UA08 ,  3J552VA32W ,  3J552VC02W
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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