特許
J-GLOBAL ID:201803000682515819

併行処理が可能な鋼線材の多機能熱処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 勝彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-139049
公開番号(公開出願番号):特開2018-009221
出願日: 2016年07月14日
公開日(公表日): 2018年01月18日
要約:
【課題】 異なる線径、異なる鋼種に異なる熱処理を併行して操業することができる鋼線材の熱処理装置を提供する。【解決手段】 単一の加熱炉と冷却炉と再加熱炉とから成り、複数のレーンの分割して異なる処理条件が設定される。1)加熱炉には着脱自在の断熱トンネルを装着して加熱温度を多様化し、2)冷却炉は常温流動床であって常温まで冷却可能な炉長と線材と流動床との接触を開閉する細分化遮蔽体と要所数点の測温系とから成り、3)該測温と該開閉によって所定変態温度に誘導し、4)再加熱炉は電熱式であってレーン間及びレーン内多段に断熱隔壁を設け個別に温度制御する。炭素鋼及び低合金鋼のパテンティング・焼準・疑似焼鈍・連続冷却等の種々の併行熱処理が可能となる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
多数本の鋼線材を平行走行させて連続処理する直列した加熱炉と冷却炉と再加熱炉とから成る熱処理装置であって、 1)該装置はレーン内では同一品種を処理する複数のレーンから成り、 2)加熱炉は単一の直火式であって炉内にレーン間で異なる加熱温度に誘導する着脱自在の断熱トンネルを適宜設け、 3)冷却炉は単一の常温流動床であって炉長を加熱炉長の1/7以上1/4以下とし、 4)該流動床内を通過する線材に包囲して流動床との接触を遮断する着脱自在の個々の長さが線速×(0.1〜0.3)秒である細分化遮蔽体を炉全長に渡って密接連続して設け、 5)各レーンの代表パスの要所要所に設けた着脱自在の温度センサーによって当該部を所定温度に誘導するよう前記遮蔽体を適宜着脱し、 6)再加熱炉は電熱式であって線速×(20〜60)秒の炉長を持ち、レーン間及びレーン内に隔壁を設けて個別に温度制御することを特徴とする多機能熱処理装置。
IPC (2件):
C21D 9/56 ,  C21D 9/573
FI (2件):
C21D9/56 102 ,  C21D9/573 102
Fターム (7件):
4K043AA02 ,  4K043CA01 ,  4K043CB00 ,  4K043EA04 ,  4K043FA03 ,  4K043FA13 ,  4K043GA10
引用特許:
出願人引用 (3件)

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