特許
J-GLOBAL ID:201803000689252791
ドア、シャッタ、などのためのヒンジ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人広江アソシエイツ特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-071445
公開番号(公開出願番号):特開2018-150797
出願日: 2018年04月03日
公開日(公表日): 2018年09月27日
要約:
【課題】ドアまたはシャッタなどの閉鎖要素の開閉時の回転運動制御のヒンジ装置を提案する。【解決手段】長手軸Xを画定する第1の固定の筒状半シェル12と、軸Xを中心にして回転することができる第2の筒状半シェル13と、後者と一体に回転し、らせん形状を有する貫通駆動部材72を含んでいるピボット50と、軸Xに沿ってスライドできるプランジャ部材30と、1対の案内カムスロット81を有する筒状ブシュ80とを備え、貫通駆動部材72内に挿入されるピン73が、ピボット50とブシュ80との相互係合を可能に設けられ、第1の筒状半シェル12は、ピボット50を回転可能に支持することができる端部16を含み、第2の筒状半シェル13およびブシュ80は、互いに同軸に結合させられ、ブシュ80および第1の筒状半シェル12は、互いに一体に結合する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
壁またはフレームなどの不動の支持構造体(S)へと取り付けられたドアまたはシャッタなどの閉鎖要素(D)の開閉時の回転運動および/または制御のためのヒンジ装置であって、
・前記不動の支持構造体(S)へと取り付けられる固定要素(10)と、
・前記閉鎖要素(D)へと取り付けられる可動要素(11)と
を備え、
前記固定要素(10)および可動要素(11)の一方が、長手軸(X)を画定する作動室(20)を含む第1の筒状半シェル(12)を含み、前記固定要素(10)および可動要素(11)の他方が、第2の筒状半シェル(13)を含み、前記第2の筒状半シェル(13)と前記第1の筒状半シェル(12)とが、開位置と閉位置との間を前記長手軸(X)を中心にして相対回転するように互いに重ねられるとともに、
・筒状体(52)を備えており、前記作動室(20)の外部に前記軸(X)に沿って配置され、前記第2の筒状半シェル(13)に堅固に結合させられるピボット(50)と、
・前記可動要素(11)の前記開位置および前記閉位置の一方に対応する前記ピボット(50)に近い行程終了位置と、前記可動要素(11)の前記開位置および前記閉位置の他方に対応する前記ピボット(50)から遠い行程終了位置との間を、前記軸(X)に沿ってスライドするように、前記ピボット(50)へと動作可能に接続されて前記作動室(20)に挿入されるプランジャ部材(30)と、
・前記プランジャ部材(30)と相互に接続される前記作動室(20)内に挿入される第1の端部(61)と、前記ピボット(50)の前記筒状体(52)内をスライドする前記作動室(20)の外部の第2の端部(62)とを有し、前記軸(X)に沿って延びている細長い円柱形要素(60)と、
・180°の角度間隔で位置する1対の案内カムスロット(81)を有しており、前記ピボット(50)の前記筒状体(52)の外部に同軸に位置する筒状ブシュ(80)と
をさらに備えており、
前記作動室(20)は、
・前記プランジャ部材(30)の動作に流体的に対抗するように前記プランジャ部材(30)に作用する作動流体、および
・前記プランジャ部材(30)を前記近い行程終了位置および遠い行程終了位置の一方から前記近い行程終了位置および遠い行程終了位置の他方へと戻すように前記プランジャ部材(30)に作用する弾性対抗手段(40)
の少なくとも一方を含み、
前記ピボット(50)は、180°の角度間隔で位置した互いに等しい少なくとも1対の溝(70’、70’’)を含み、各々の溝(70’、70’’)は、前記軸(X)の周囲を巡る少なくとも1つのらせん部分(71’、71’’)を備えており、前記溝(70’、70’’)は、ただ1つの貫通駆動部材(72)を画定するように互いにつながっており、
前記細長い要素(60)の前記第2の端部(62)は、前記ピボット(50)、前記細長い円柱形要素(60)、および前記ブシュ(80)を相互に係合させるようなやり方で、前記貫通駆動部材(72)を貫いて前記案内カムスロット(81)に挿入されて前記案内カムスロット(81)を通ってスライドするピン(73)を含み、
前記第1の筒状半シェル(12)は、前記ピボット(50)に動作可能に結合させられる端部(16)を含み、前記ブシュ(80)および前記第1の筒状半シェル(12)は、前記貫通駆動部材(72)によって駆動される前記ピン(73)のスライドを前記カムスロット(81)によって案内できるように互いに一体的に結合させられ、前記ブシュ(80)および前記第2の筒状半シェル(13)は、一方が他方の回転軸を画定するような方法で同軸に結合させられる装置。
IPC (4件):
E05F 1/12
, E05F 5/02
, E05F 5/00
, E05D 7/086
FI (4件):
E05F1/12
, E05F5/02 D
, E05F5/00 C
, E05D7/086
Fターム (5件):
2E050AA03
, 2E050BA04
, 2E050CA04
, 2E050EA01
, 2E050EB01
引用特許:
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