特許
J-GLOBAL ID:201803000813237402

ケラチン繊維を染色するための、脂肪族鎖を含みかつジスルフィド/チオール/保護チオール官能基を保持するカチオン性直接染料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 村山 靖彦 ,  実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-523810
公開番号(公開出願番号):特表2018-535215
出願日: 2016年11月14日
公開日(公表日): 2018年11月29日
要約:
本発明の主題は、ジスルフィド、チオールまたは保護チオール官能基を保持し、かつ脂肪族鎖を保持する少なくとも1つのアンモニウム基を含む、少なくとも1つのカチオン性直接染料(I)を使用して、毛髪などのケラチン繊維を染色する方法である。本発明の他の主題は、ケラチン繊維を染色するための、i)ジスルフィド、チオールまたは保護チオール官能基を保持する少なくとも1つのカチオン性直接染料(I)の、ii)ケラチン繊維をストレートにするためのスチームおよび/または加熱アイロンと組みわせた使用、ならびにジスルフィド、チオールまたは保護チオール官能基を保持する新規なカチオン性直接染料(I)、およびまたそれを含む化粧品組成物である。使用される方法、およびスチームと組み合わせたチオール、保護チオールまたはジスルフィド染料の使用は、特にケラチン繊維に対するケア効果と共に持続的な着色を得ることを可能にする。
請求項(抜粋):
ケラチン繊維を染色する方法であって、式(I): A-(X)p-Csat-S-U (I) のジスルフィド、チオールまたは保護チオール官能基を保持する1つまたは複数のカチオン性直接染料、有機酸または無機酸とのその塩、その光学異性体または幾何異性体、その互変異性体、およびその溶媒和物を前記繊維に適用することを含み、式(I)中、 ・Uは、 a)-S-C’sat-(X’)p’-A’、および b)-Y から選択される基を表し、 ・同一であるかまたは異なり得るAおよびA’は、カチオン性または非カチオン性の発色団、好ましくはカチオン性発色団を表し、前記2つの発色団の少なくとも1つは、直鎖状または分岐状の飽和または不飽和C10〜C30脂肪族鎖を保持する少なくとも1つの基を保持することが理解され、 ・Yは、i)水素原子またはii)チオール官能基保護基を表し、 ・同一であるかまたは異なり得るXおよびX’は、直鎖状または分岐状の飽和または不飽和二価C1〜C30炭化水素をベースとする鎖であって、 ・-N(R)-、-N+(R)(R)-、-O-、-S-、-CO-、-SO2-(ここで、Rは、同一であるかまたは異なり、水素およびC1〜C4アルキル、ヒドロキシアルキルまたはアミノアルキル基から選択され得る)、 ・同一であるかまたは異なる、任意選択的に置換されている、1つまたは複数のヘテロ原子を任意選択的に含む芳香族または非芳香族、飽和または不飽和の縮合または非縮合(ヘテロ)環状基 から選択される1つまたは複数の二価基またはその組み合わせが任意選択的に介在し、かつ/または任意選択的にその末端の一方または両方において前記1つまたは複数の二価基またはその組み合わせで終端されている、直鎖状または分岐状の飽和または不飽和二価C1〜C30炭化水素をベースとする鎖を表し、 ・同一であるかまたは異なり得るpおよびp’は、0または1に等しく、 ・同一であるかまたは異なり得るCsatおよびC’satは、任意選択的に環状の、任意選択的に置換されている直鎖状または分岐状C1〜C18アルキレン鎖を表す、方法。
IPC (6件):
A61K 8/49 ,  D06P 1/384 ,  D06P 3/24 ,  C09B 62/453 ,  A61Q 5/10 ,  A61Q 5/06
FI (6件):
A61K8/49 ,  D06P1/384 ,  D06P3/24 Z ,  C09B62/453 ,  A61Q5/10 ,  A61Q5/06
Fターム (23件):
4C083AC102 ,  4C083AC152 ,  4C083AC312 ,  4C083AC851 ,  4C083AC852 ,  4C083CC36 ,  4C083DD23 ,  4C083DD27 ,  4C083DD38 ,  4C083EE07 ,  4C083FF01 ,  4H157AA02 ,  4H157BA04 ,  4H157BA07 ,  4H157CA29 ,  4H157CB13 ,  4H157CB16 ,  4H157CC02 ,  4H157DA01 ,  4H157DA21 ,  4H157HA01 ,  4H157JA11 ,  4H157JB03
引用特許:
審査官引用 (3件)

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