特許

J-GLOBAL ID：201803001328341699

圧電素子及び圧電変換装置

発明者： 柳谷 隆彦
出願人/特許権者： 学校法人早稲田大学
代理人 (1件)： 特許業務法人京都国際特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-118557
公開番号（公開出願番号）：特開2017-224969
出願日： 2016年06月15日
公開日（公表日）： 2017年12月21日
要約：

【課題】広い周波数範囲で共振周波数を切り替えることができ、且つ小型化が可能な圧電素子及び該圧電素子を用いた圧電変換装置を提供する。【解決手段】圧電素子10は、第1圧電材料から成り厚み方向の分極を有する第1圧電体層111と、第1圧電体層111に積層して設けられた、第1圧電材料よりも分極反転電界値が小さい第2圧電材料から成る第2圧電体層112と、第1圧電体層111及び第2圧電体層112を積層の方向に挟む1対の電極(第1電極121、第2電極122)とを備える。圧電変換装置20は、圧電素子10と、第1圧電体層111及び第2圧電体層112に、第1圧電材料の分極反転電界値よりも小さく且つ第2圧電材料の分極反転電界値よりも大きい値の電界を生成するよう、前記1対の電極間に直流電圧である分極制御電圧を印加する分極制御電圧印加部(第1直流電源211、第2直流電源212)と、分極制御電圧の正負を切り替える分極制御電圧反転部(第1スイッチ221、第2スイッチ222)とを備える。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

a) 第1圧電材料から成り厚み方向の分極を有する第1圧電体層と、 b) 前記第1圧電体層に積層して設けられた、前記第1圧電材料よりも分極反転電界値が小さい第2圧電材料から成る第2圧電体層と、 c) 前記第1圧電体層及び前記第2圧電体層を前記積層の方向に挟む1対の電極と を備えることを特徴とする圧電素子。

IPC (7件)：

H03H 9/17 ,  H01L 41/09 ,  H01L 41/113 ,  H01L 41/187 ,  H01L 41/319 ,  H03H 9/02 ,  H04R 17/00

FI (9件)：

H03H9/17 F ,  H01L41/09 ,  H01L41/113 ,  H01L41/187 ,  H01L41/319 ,  H03H9/02 M ,  H03H9/17 H ,  H04R17/00 330H ,  H04R17/00 330K

Fターム (17件)：

5D019AA09 ,  5D019AA25 ,  5D019BB11 ,  5D019FF01 ,  5D019FF04 ,  5J108AA02 ,  5J108AA07 ,  5J108BB04 ,  5J108CC04 ,  5J108CC11 ,  5J108CC13 ,  5J108DD01 ,  5J108DD06 ,  5J108EE03 ,  5J108EE04 ,  5J108EE07 ,  5J108EE13