特許
J-GLOBAL ID:201803001840097520
非接触給電装置及び非接触給電装置用電力伝送コイルユニット
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (3件):
菊池 新一
, 菊池 徹
, 松本 英俊
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-167631
特許番号:特許第6276349号
出願日: 2016年08月30日
要約:
【課題】非接触給電装置に用いる電力伝送コイルユニットのコア及びコイルの温度上昇を抑制する。
【解決手段】平板状のフェライトコア1の背面に熱伝導性が良好な金属の薄板からなる放熱補助部材2を熱的に結合してフェライトコア1と放熱補助部材2との複合体を構成し、この複合体を囲むようにコイル3を巻回する。熱伝導性が良好な金属からなるベース板4をコイル3の外側で放熱補助部材2に対向配置し、放熱補助部材2とベース板4との間を熱伝導ブロック5,5を介して熱的に結合する。フェライトコア1で発生した熱を放熱補助部材2と熱伝導ブロック5とを通してベース板4に逃がすことによりコイル3及びフェライトコア1からの放熱を効率よく行わせる。
【選択図】 図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 非接触給電装置の送電側又は受電側に配置される電力伝送コイルユニットであって、
一方向に伸びる形状を有して、前記一方向に対して直角な方向である厚み方向に相対する一対の外面の一方及び他方をそれぞれ前面及び背面とし、前記一方向及び厚み方向の双方に対して直角な方向に相対する他の一対の外面を側面として、前記前面及び背面が共に矩形状の輪郭形状を有するように形成された平板状のフェライトコアと、
前記フェライトコアの厚みよりも薄い厚み寸法を有する金属板からなっていて、厚み方向に相対する面の一方及び他方をそれぞれ受熱面及び放熱面とし、前記フェライトコアの背面側に配置されて前記受熱面が前記フェライトコアの外面に熱的に結合された放熱補助部材と、
巻回軸線を前記一方向に向け、かつ前記フェライトコアと前記放熱補助部材との複合体を外側から取り囲む状態で巻回されたコイルと、
前記コイルの外側に配置されて、一面が前記コイルと前記放熱補助部材とを介して前記フェライトコアの背面に対向させられたベース板と、
前記放熱補助部材とベース板との間に介在した状態で配置されて、前記放熱補助部材の放熱面及び前記ベース板の一面に熱的に結合された熱伝導用ブロックと、
を備え、
前記放熱補助部材は、前記フェライトコアの背面に対面した状態で配置されて受熱面が前記フェライトコアの背面に熱的に結合された底板部と、前記フェライトコアの一対の側面にそれぞれ対面した状態で配置されて受熱面が前記フェライトコアの一対の側面に熱的に結合された一対の側板部とを一体に有して、前記コイルの巻回軸線を取り囲む閉ループ電路を構成する部分を持たない形状を有し、
前記放熱補助部材、ベース板及び熱伝導ブロックは、前記フェライトコアよりも熱伝導性が高い金属からなっていること、
を特徴とする非接触給電装置用電力伝送コイルユニット。
IPC (4件):
H01F 27/24 ( 200 6.01)
, H01F 38/14 ( 200 6.01)
, H01F 27/28 ( 200 6.01)
, H02J 50/10 ( 201 6.01)
FI (4件):
H01F 27/24 P
, H01F 38/14
, H01F 27/28 F
, H02J 50/10
引用特許:
審査官引用 (3件)
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コイルユニット
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-128350
出願人:パイオニア株式会社
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リアクトルの冷却構造および電気機器ユニット
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-376209
出願人:トヨタ自動車株式会社
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コイル
公報種別:公開公報
出願番号:特願2015-007785
出願人:日本電業工作株式会社
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