特許
J-GLOBAL ID:201803002078204000

金属皮膜付シクロオレフィン糸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 吉村 勝博 ,  根岸 宏子 ,  小野 佳世
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-125890
公開番号(公開出願番号):特開2017-226907
出願日: 2016年06月24日
公開日(公表日): 2017年12月28日
要約:
【課題】本発明の課題は、糸としての形状を維持した状態でシクロオレフィン繊維に金属皮膜を成膜することができる金属皮膜付シクロオレフィン糸の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】上記目的を達成するために、金属皮膜付シクロオレフィン糸の製造方法は、シクロオレフィン繊維の表面を改質する工程A、シクロオレフィン繊維の表面にスズを吸着させる工程B、シクロオレフィン繊維の表面に吸着するパラジウムを還元させる工程C、無電解めっき処理を施すことによりシクロオレフィン繊維の表面に金属皮膜を成膜する工程D、及び、シクロオレフィン糸を50°C以上且つシクロオレフィンポリマー樹脂の溶融温度以下の温度で加熱することにより、シクロオレフィン繊維に付着した水分を除去する工程Eを、シクロオレフィン糸に対して長手方向に張力を付与した状態で行う。【選択図】図3
請求項(抜粋):
シクロオレフィン糸を構成するシクロオレフィン繊維の表面に金属皮膜が成膜された金属皮膜付シクロオレフィン糸の製造方法であって、 以下の工程A〜工程Eを含み、且つ、当該工程A〜工程Eをシクロオレフィン糸に対して長手方向に張力を付与した状態で行うことを特徴とする金属皮膜付シクロオレフィン糸の製造方法。 工程A:シクロオレフィン繊維の表面を改質する工程。 工程B:工程Aで得られたシクロオレフィン糸のシクロオレフィン繊維の表面にパラジウムを吸着させる工程。 工程C:工程Bで得られたシクロオレフィン糸のシクロオレフィン繊維の表面に吸着するパラジウムを還元させる工程。 工程D:工程Cで得られたシクロオレフィン糸に無電解めっき処理を施すことにより、シクロオレフィン繊維の表面に金属皮膜を成膜する工程。 工程E:工程Dで得られたシクロオレフィン糸を50°C以上且つシクロオレフィンポリマー樹脂の溶融温度以下の温度で加熱することにより、シクロオレフィン繊維に付着した水分を除去する工程。
IPC (3件):
C23C 18/30 ,  C23C 18/20 ,  C23C 18/28
FI (3件):
C23C18/30 ,  C23C18/20 A ,  C23C18/28
Fターム (13件):
4K022AA19 ,  4K022AA36 ,  4K022BA01 ,  4K022BA03 ,  4K022BA08 ,  4K022BA14 ,  4K022BA16 ,  4K022CA04 ,  4K022CA06 ,  4K022CA12 ,  4K022CA14 ,  4K022DA01 ,  4K022EA01
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (1件)

前のページに戻る