特許
J-GLOBAL ID:201803002107699684

ハイブリッド車両の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 池田 治幸 ,  池田 光治郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-176002
公開番号(公開出願番号):特開2018-039433
出願日: 2016年09月08日
公開日(公表日): 2018年03月15日
要約:
【課題】第3回転要素の回転変動に対してロック機構の耐久性低下を抑制することができると共に、ショックや意図しない駆動力低下を抑制する。【解決手段】EV2モードでの走行中に変速部22の出力回転部材(例えば遊星歯車機構38のリングギヤR)の回転変動が検知された場合には、EV2モードが禁止されてMG1トルクTgがゼロにされるので、MG1トルクTgによる遊星歯車機構38のキャリヤCAを回転変動させるトルクの増加分が解消されて、ワンウェイクラッチOWCへの衝撃入力が低減される。よって、第3回転要素(リングギヤR)の回転変動に対してロック機構(ワンウェイクラッチOWC)の耐久性低下を抑制することができる。又、ワンウェイクラッチOWCの耐久性低下を抑制するに際して、MG1トルクTgによる反力が遊星歯車機構38のリングギヤRに入力されることがない為、ショックや意図しない駆動力低下を抑制することができる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
エンジンと、第1回転機と、前記エンジンが動力伝達可能に連結された第1回転要素と前記第1回転機が動力伝達可能に連結された第2回転要素と駆動輪に連結された第3回転要素とを有する差動機構と、前記駆動輪に動力伝達可能に連結された第2回転機と、前記第1回転要素を回転不能に固定するロック機構とを備えたハイブリッド車両において、前記ロック機構により前記第1回転要素が固定された状態で前記第1回転機と前記第2回転機とを共に走行用駆動力源とする両駆動モータ走行モードにて走行させることができる走行制御部を備えた、ハイブリッド車両の制御装置であって、 前記第3回転要素の回転変動を検知する検知部を更に備えるものであり、 前記走行制御部は、前記両駆動モータ走行モードでの走行中に前記第3回転要素の回転変動が検知された場合には、前記第1回転機の出力トルクをゼロにすることを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
IPC (6件):
B60W 10/08 ,  B60K 6/445 ,  B60K 6/383 ,  B60W 20/17 ,  B60L 11/14 ,  B60L 15/20
FI (7件):
B60W10/08 900 ,  B60K6/445 ,  B60K6/383 ,  B60W20/17 ,  B60L11/14 ,  B60L15/20 S ,  B60L15/20 K
Fターム (20件):
3D202AA03 ,  3D202AA05 ,  3D202BB11 ,  3D202CC24 ,  3D202CC66 ,  3D202CC77 ,  3D202DD26 ,  3D202DD33 ,  3D202EE15 ,  3D202FF13 ,  5H125AA01 ,  5H125AC08 ,  5H125AC12 ,  5H125BA04 ,  5H125BB00 ,  5H125BE05 ,  5H125CA02 ,  5H125CA09 ,  5H125EE08 ,  5H125EE51
引用特許:
審査官引用 (4件)
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