特許
J-GLOBAL ID:201803002254928273

粉末成形装置および粉末成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-205576
公開番号(公開出願番号):特開2018-066043
出願日: 2016年10月19日
公開日(公表日): 2018年04月26日
要約:
【課題】中空部を画定する内側面に凹部が形成されている成形体の作製効率の向上、ならびに、当該凹部の形状および寸法精度の向上を図りうる粉末成形装置および粉末成形方法を提供する。【解決手段】第1コア部材21の開口部210に嵌め込まれるように配置されている第2コア部材22(一方のコア部材)の両側面のそれぞれには、凹軌条221(またはスリット)が形成されている。凹軌条221は、第1コア部材21の軸線方向の前方にいくにつれて徐々に内側に近づくように当該軸線に対して傾斜して延在している。凹軌条221の窪み方向は、第3コア部材23の軸線方向の変位に応じた第2コア部材22の変位方向に対して非平行である。円柱にその中間部から前端部にかけて徐々に深くなるような縦長の一対の溝が形成されたような形状の第3コア部材23(他方のコア部材)には、当該溝の一対の側部のそれぞれに、第2コア部材22の凹軌条221に係合する係合部231が形成されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
中空部を有するダイスと、 前記ダイスの中空部に配置され、軸線方向に延在する中空空間を有し、かつ、当該中空空間を側方に部分的に開放する開口部が側壁に形成されている第1コア部材と、 前記第1コア部材の開口部に嵌め込まれるように配置されている第2コア部材と、 前記ダイスおよび前記第1コア部材のそれぞれにより外側および内側のそれぞれが画定されるキャビティを上側および下側のそれぞれで画定し、前記キャビティに充填された粉末を圧縮して中空部を有する成形体を作製するための上パンチおよび下パンチと、 前記第1コア部材の中空空間に配置され、前記第1コア部材に対して軸線方向に前進されることで前記第2コア部材を外側に押し、前記開口部を通じて前記第2コア部材を部分的に前記第1コア部材の外側面よりも外側に突出させる第3コア部材と、を備えている粉末成形装置であって、 前記第1コア部材に対する前記第3コア部材の軸線方向の変位による、前記第2コア部材の変位方向に対して非平行方向に窪みまたは突出し、かつ、軸線方向の前方にいくにつれて徐々に内側に近づくように当該軸線に対して傾斜して延在している凹軌条または凸軌条が、前記第2コア部材および前記第3コア部材のうち一方のコア部材に形成され、前記一方のコア部材の凹軌条または凸軌条に対して摺動可能に係合する係合部が他方のコア部材に形成され、 前記第2コア部材が前記第1コア部材の外側面の外側から部分的に突出している状態から、前記第3コア部材が前記第1コア部材に対して軸線方向に後退された場合、前記他方のコア部材の係合部が前記一方のコア部材の凹軌条または凸軌条に沿って案内されることにより、前記第2コア部材が内側に動かされて前記第1コア部材の外側面の内側に全体的に引込められることを特徴とする粉末成形装置。
IPC (2件):
B22F 3/035 ,  B22F 3/02
FI (2件):
B22F3/035 D ,  B22F3/02 A
Fターム (4件):
4K018CA15 ,  4K018CA17 ,  4K018CA18 ,  4K018KA53
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭59-035603
  • 粉体成形方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-012090   出願人:トライス株式会社
  • 特開昭61-201704
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審査官引用 (5件)
  • 特開昭59-035603
  • 粉体成形方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-012090   出願人:トライス株式会社
  • 特開昭61-201704
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