特許
J-GLOBAL ID:201803002257608156

車両用ドアヒンジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 竹沢 荘一 ,  中馬 典嗣
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-155435
公開番号(公開出願番号):特開2015-025295
特許番号:特許第6330234号
出願日: 2013年07月26日
公開日(公表日): 2015年02月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ドアの被取付面に固定される可動ヒンジ部材と、車体の被取付面に固定される固定ヒンジ部材とを備え、 前記固定ヒンジ部材は、 前記車体の被取付面に接触しボルトにより固定される車体固定部と、 前記車体固定部の上部と下部とにそれぞれほぼ直角に折曲形成され、ヒンジ軸により前記可動ヒンジ部材に回転可能に連結されるとともに、前記ヒンジ軸の軸方向視において、ほぼL字形を呈し、かつ前記ドアの被取付面に対向する後縁の対向辺が前記車体の被取付面に対してほぼ直角の第1の角度をなす上下一対の折曲片と、 前記車体固定部の後部に連続形成されて、前記上下一対の折曲片におけるL字形の出隅部同士を繋ぐように前記ヒンジ軸の軸方向へ延伸するとともに、前記車体の被取付面に対して後方へ向けて前記第1の角度よりも小さい第2の角度で傾斜する傾斜面を形成し、前記ヒンジ軸の軸方向視において、前記対向辺を前記車体の被取付面に向けて延長した延長線と、前記ヒンジ軸の円周に接する接線で、前記車体の被取付面に対して直角な2本の接線のうち前記延長線から遠い方の接線との間の領域を限定領域とした場合、前記車体固定部における前記車体の被取付面に接触する車体接触面と前記傾斜面との境界が前記限定領域内に位置し、かつ常時は前記傾斜面が前記車体の被取付面に対して非接触の変形促進部とを有し、 前記変形促進部は、前記固定ヒンジ部材に前記可動ヒンジ部材及び前記ヒンジ軸を介して車内斜め後方へ荷重が作用した場合、前記境界を支点にして前記折曲片におけるL字形の入隅部の角度が広がるような変形を促進し、前記折曲片が所定量変形して前記折曲片の対向辺が前記車体の被取付面に対して車外斜め後方へ向けて傾斜した状態で、前記傾斜面が前記車体の被取付面に接触することにより前記折曲片のそれ以上の変形を抑止することを特徴とする車両用ドアヒンジ。
IPC (2件):
E05D 11/06 ( 200 6.01) ,  B60J 5/04 ( 200 6.01)
FI (2件):
E05D 11/06 ,  B60J 5/04 L
引用特許:
審査官引用 (1件)

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