特許
J-GLOBAL ID:201803003052155260

レーザ装置および光増幅方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人酒井国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-197856
公開番号(公開出願番号):特開2014-053500
特許番号:特許第6329721号
出願日: 2012年09月07日
公開日(公表日): 2014年03月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】 シード光を出力するシード光源と、 励起光を出力する励起光源と、 レーザ媒質が添加されており、前記励起光が入力されるとともに前記シード光が入力され、前記シード光を光増幅して出力する増幅光ファイバと、 前記シード光源および前記励起光源の出力のオン/オフを制御する制御部と、を備え、 前記制御部は、前記励起光の出力をオン状態にし、所定時間経過後にオフ状態にするように前記励起光源を制御し、かつ、前記励起光の出力をオン状態にしてから所定の遅延時間だけ遅延して前記シード光の出力をオン状態にし、所定時間経過後にオフ状態にするように前記シード光源を制御し、 前記遅延時間は、前記増幅光ファイバに添加されたレーザ媒質の反転分布状態が、前記シード光を光増幅しているときの定常状態に近い状態になっているときに、前記増幅光ファイバに前記シード光が入力するように設定され、 前記シード光は副光パルスからなる光パルス列を含み、 前記励起光のオン状態の時間幅は前記シード光のオン状態の時間幅よりも少なくとも前記遅延時間だけ長く設定され、 前記遅延時間は、前記シード光が前記増幅光ファイバによって光増幅されて出力された出力光において、前記光パルス列内での各副光パルスの強度の偏差が10%以下になるように、前記増幅光ファイバからの前記出力光の強度、前記出力光のパルス繰り返し周期、前記出力光のパルス時間幅、または前記増幅光ファイバの温度に応じて設定され、 前記制御部は、前記遅延時間の期間においては、前記励起光の強度を所定の強度とし、前記遅延時間の経過後は前記励起光の強度を前記遅延時間における強度よりも低くする制御を行う ことを特徴とするレーザ装置。
IPC (1件):
H01S 3/067 ( 200 6.01)
FI (1件):
H01S 3/067
引用特許:
審査官引用 (8件)
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