特許
J-GLOBAL ID:201803003446342058

無線通信装置及び無線通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 志賀国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-037725
公開番号(公開出願番号):特開2018-142942
出願日: 2017年02月28日
公開日(公表日): 2018年09月13日
要約:
【課題】低コスト化を図るとともに、高精度に複素位相の回転量を推定すること。【解決手段】信号変換部が備えられた複数系統のアンテナ素子の中のアンテナ素子と、信号変換部が備えられた他のアンテナ素子の組合せ毎に得られた相関値に基づいて、相関情報を取得し、取得された情報に基づいて、複数のアンテナ素子の受信信号に対して与えるべき複素位相の回転量を予測し、信号変換部が備えられた複数系統のアンテナ素子を第1の部分アンテナ素子と、第2の部分アンテナ素子にグループ化し、第1の部分アンテナ素子に関する相関値のみを用いて第2の部分アンテナ素子の受信信号に対して与えるべき複素位相の回転量を予測し、予測値に基づいて第2の部分アンテナ素子の受信信号に対して与えるべき複素位相の回転量を補正する無線通信装置。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数のアンテナ素子を含んで構成されるひとつまたは複数のアレーアンテナを用いて指向性を形成し、他の無線通信装置と無線通信する無線通信装置であって、 前記他の無線通信装置が送信した信号を、前記複数のアンテナ素子それぞれを介して受信する信号受信部と、 前記複数のアンテナ素子の中の一部の複数系統ないしは該複数のアンテナ素子とは別の複数のアンテナ素子に備えられ、該アンテナ素子にて受信された無線周波数のアナログ信号をベースバンドのデジタル信号に変換する信号変換部と、 前記他の無線通信装置が送信したトレーニング信号を用いて、前記信号変換部が備えられた複数系統のアンテナ素子の中のふたつのアンテナ素子の組合せの相関を算出する相関算出部と、 前記相関算出部で直接求められた相関値ないしは前記相関算出部で求められた前記信号変換部が備えられたアンテナ素子間の相関を組み合わせて求められた相関値に基づいて、前記信号変換部が備えられた複数系統のアンテナ素子の中から選定される基準となるアンテナ素子と、前記信号変換部が備えられた他のアンテナ素子との組合せ毎の相関情報を取得する基本相関情報取得部と、 前記基本相関情報取得部で取得された情報に基づいて、前記複数のアンテナ素子の受信信号に対して与えるべき複素位相の回転量を予測する第1の回転量予測部と、 前記信号変換部が備えられた複数系統のアンテナ素子を第1の部分アンテナ素子と、第2の部分アンテナ素子にグループ化し、前記第1の部分アンテナ素子に関する相関値のみを用いて前記第2の部分アンテナ素子の受信信号に対して与えるべき複素位相の回転量を前記第1の回転量予測部にて予測し、予測値と前記基本相関情報取得部で取得された情報を組み合わせて前記第2の部分アンテナ素子の受信信号に対して与えるべき複素位相の回転量を補正する基本相関情報補正部と、 前記基本相関情報取得部及び基本相関情報補正部からの情報に基づいて、前記複数のアンテナ素子の受信信号に対して与えるべき複素位相の回転量を予測する第2の回転量予測部と、 前記第2の回転量予測部で予測された複素位相に基づいて、受信信号に対して与えるべき複素位相の回転量を管理する第1の位相回転量管理部と、 前記第1の位相回転量管理部によって管理された複素位相の回転量を、受信に用いる前記アンテナ素子毎の受信信号に対しアナログ信号上又はデジタル信号上で位相回転する第1の位相回転部と、 前記第1の位相回転部からの出力信号を、アナログ信号上又はデジタル信号上で前記アレーアンテナ毎の受信に用いた全てまたはその一部のアンテナ素子に亘り信号を合成する信号合成部と、 前記信号合成部により合成された前記受信信号に基づいて前記他の無線通信装置が送信した信号を再生する信号再生部と、 を備える無線通信装置。
IPC (3件):
H04B 7/041 ,  H01Q 3/36 ,  H01Q 21/06
FI (3件):
H04B7/0413 300 ,  H01Q3/36 ,  H01Q21/06
Fターム (4件):
5J021AA05 ,  5J021AA09 ,  5J021DB01 ,  5J021HA05
引用特許:
出願人引用 (4件)
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引用文献:
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