特許
J-GLOBAL ID:201803003803820656

嗅覚系における嗅覚受容体の出現を増大させるDNA配列

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小野 新次郎 ,  山本 修 ,  宮前 徹 ,  中西 基晴 ,  寺地 拓己
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-506111
公開番号(公開出願番号):特表2018-530997
出願日: 2016年08月03日
公開日(公表日): 2018年10月25日
要約:
所定の嗅覚受容体の過剰出現に起因して知覚が増強された遺伝子改変脊椎動物が提供される。脊椎動物を、その1次構造がACATAACTTTTTAATGAGTCT(配列番号1)と少なくとも90%相同である配列の、少なくとも4つの連続した反復を含むDNAを導入することによって遺伝子改変する。当該DNAにより、近くの嗅覚受容体コード配列が、当該DNAを欠く対応する脊椎動物と比較して、単一遺伝子選択的に過剰出現するようになる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
遺伝子改変非ヒト脊椎動物を作出する方法であって、 導入遺伝子骨格; 2つの完全な2本鎖B-DNAターンを有し、5’ACATAACTTTTTAATGAGTCT3’(配列番号1)と少なくとも90%相同であるDNA配列の、少なくとも3つの連続した反復; 前記少なくとも3つの連続した反復の下流に配置された転写開始部位(TSS); 前記転写開始部位の下流に配置された、所定の嗅覚受容体をコードする嗅覚受容体コード配列、 を含むベクターを使用して非ヒト脊椎動物のゲノムにDNAを挿入するステップを含み、 挿入するステップの後に、非ヒト脊椎動物において多数の嗅覚ニューロン(OSN)を含む主嗅上皮(MOE)が発生し、OSNの10%〜95%が、前記所定の嗅覚受容体を発現する、 前記方法。
IPC (5件):
C12N 15/67 ,  A01K 67/027 ,  C12N 5/18 ,  C12N 15/85 ,  C12Q 1/02
FI (5件):
C12N15/67 Z ,  A01K67/027 ,  C12N5/18 ,  C12N15/85 Z ,  C12Q1/02
Fターム (10件):
4B063QA01 ,  4B063QQ18 ,  4B063QR72 ,  4B063QS38 ,  4B065AA90X ,  4B065AA90Y ,  4B065AA91X ,  4B065AB01 ,  4B065BA01 ,  4B065CA46
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (5件)
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