特許
J-GLOBAL ID:201803004078688042

血管およびMSTの細胞へのタリウム塩の標的化送達

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 関口 一哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-534762
公開番号(公開出願番号):特表2018-535246
出願日: 2016年10月21日
公開日(公表日): 2018年11月29日
要約:
本発明は薬に関するものであり、悪性固形腫瘍細胞のアポトーシスのポリシグナル活性化のための方法であって、環状iRGDリガンドを含む表面修飾MS2ファージビリオンによるタリウム塩の標的化送達によって行なわれ、該リガンドは、インテグリンavb3およびavb5に対して高い親和性を有するものであり、シェルとコアに共有結合されており、該コアはゲノムRNAおよびタリウム塩を含むものである方法に関する。本発明により、生物体の健常細胞に対する望ましくない副作用を最小限に抑えつつ、限局性および転移性の悪性固形腫瘍細胞塊に対して複雑で効率的な長期間の細胞毒性作用がもたらされる。
請求項(抜粋):
悪性固形腫瘍(MST)の細胞のアポトーシスを活性化させる方法であって、前記活性化はMST細胞およびその栄養血管へのタリウム塩の標的化送達によって行なわれ、前記標的化送達を確実にするため、自身に共有結合された環状iRGDリガンドを含む膜と、ゲノムRNAおよびタリウム塩を含むコアとからなるMS2ファージの表面修飾ビリオンを形成し、前記細胞内への前記ビリオンの侵入を、avb3およびavb5インテグリンを伴うリガンド-受容体相互作用によって確実にする方法。
IPC (7件):
A61K 47/69 ,  A61K 33/24 ,  A61P 35/00 ,  A61K 51/00 ,  A61K 51/04 ,  A61K 51/08 ,  A61K 31/710
FI (7件):
A61K47/69 ,  A61K33/24 ,  A61P35/00 ,  A61K51/00 200 ,  A61K51/04 320 ,  A61K51/08 200 ,  A61K31/7105
Fターム (26件):
4C076AA31 ,  4C076AA95 ,  4C076BB01 ,  4C076BB25 ,  4C076CC27 ,  4C076DD69 ,  4C076EE41 ,  4C076EE59 ,  4C085HH03 ,  4C085JJ20 ,  4C085KA29 ,  4C085KB07 ,  4C085KB82 ,  4C085KB92 ,  4C085LL01 ,  4C085LL18 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086HA05 ,  4C086MA03 ,  4C086MA05 ,  4C086MA41 ,  4C086MA52 ,  4C086MA59 ,  4C086NA13 ,  4C086ZB26
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (3件)

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